文献

J-GLOBAL ID：202302242598421395   整理番号：23A1623827

高温超電導マグネットを用いたアルミ押出成形用400 kW級直流誘導加熱装置の開発 -連続繰り返し加熱試験と高温超電導マグネットの健全性評価-

Development of 400 kW-class DC Induction Heating Device Using HTS Magnet for Aluminum Extrusion Process Continuous Repetitive Heating Test and Evaluation of Soundness of HTS Magnet

著者 (14件)： 伊東徹也 (テラル株式会社) ,  伊東徹也 (新潟大学) ,  福井聡 (新潟大学) ,  河島裕 (テラル株式会社) ,  緒方康博 (テラル株式会社) ,  正孝幸 (テラル株式会社) ,  古瀬充穂 (国立研究開発法人産業技術総合研究所) ,  渡部智則 (中部電力株式会社) ,  長屋重夫 (大阪大学 核物理研究センター) ,  小川純 (新潟大学) ,  森下勇樹 (広島県立総合技術研究所) ,  長岡孝 (広島県立総合技術研究所) ,  府山伸行 (広島県立総合技術研究所) ,  縄稚典生 (広島県立総合技術研究所)
資料名： 低温工学  (Journal of Cryogenics and Superconductivity Society of Japan)
巻： 58  号： 3  ページ： 124-131(J-STAGE)  発行年： 2023年 
JST資料番号： S0846A  ISSN： 0389-2441  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 著者等は,HTSマグネットを用いたアルミビレットの直流誘導加熱装置の研究開発を行っている。本研究開発では,HTSマグネットシステム,加熱制御システム,アルミビレットを把持・回転させる機構などの主要部品の開発に続き,400kW級ビレットヒータの実証装置を開発し,400kWを超える加熱能力を実証した。本研究では,研究開発の最終段階として,連続繰り返し加熱試験を実施し,加熱動作によるHTSコイルへの電磁的・機械的影響を評価した。定格電力で90ビレット(2時間以上)の連続繰り返し加熱が可能であることを実証した。連続加熱中のHTSコイルの温度上昇と機械的応力の挙動を評価した。その結果,連続繰り返し加熱によるHTSコイルの健全性は損なわれていないことを確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 高温超伝導体 ,  *超伝導磁石 ,  *押出成形 ,  *アルミニウム ,  *誘導加熱 ,  超伝導コイル ,  加熱試験
準シソーラス用語： *超伝導マグネット

著者キーワード (6件)： アルミニウムビレットヒータ ,  HTS磁石 ,  誘導加熱 ,  アルミニウムビレットヒータ ,  HTS磁石 ,  誘導加熱

分類 (1件)： 超伝導磁石  (BM04042N)

引用文献 (37件)：

• 1) (一社)日本アルミニウム協会:「アルミニウム VISION 2050」,(2020)
• 2) 池田泰幸:「アルミニウムビレットヒータの進化」,工業加熱 43(2006)44-48
• 3) M. Runde and N. Magnusson: “Induction heating of aluminium billets using superconducting coils,” Physica C 372-376(2002)1339-1341
• 4) M. Runde and N. Magnusson: “Design, Building and Testing of a 10 kW Superconducting Induction Heater,” IEEE Trans. Appl. Supercond. 13(2003)1612-1615
• 5) N. Magnusson and M. Runde: “Efficiency Analysis of a High-Temperature Superconducting Induction Heater," IEEE Trans. Appl. Supercond. 13(2003)1616-1619

タイトルに関連する用語 (9件)： 高温超電導 ,  マグネット ,  アルミ ,  押出成形 ,  直流 ,  誘導加熱装置 ,  開発 ,  加熱試験 ,  健全性評価