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J-GLOBAL ID：202302260786065547   整理番号：23A3155127

地域エネルギー事業の供給エリア拡大と高度化によるCO₂削減効果の算定

著者 (6件)： 平野勇二郎 (環境研) ,  磯崎恭一郎 (日本環境技研) ,  安達健一 (日本環境技研) ,  藤田壮 (東大 大学院工学系研究科) ,  吉岡剛 (東大 大学院工学系研究科) ,  吉田友紀子 (茨城大 大学院理工学研究科)
資料名： 地球環境シンポジウム講演集(CD-ROM)  (Proceedings of the Symposium on Global Environment (CD-ROM))
巻： 31st  ページ： 139-142  発行年： 2023年09月19日 
JST資料番号： L1832C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 脱炭素地域づくりを実現するため,地方自治体やその他の様々な地域主体による地産地消型エネルギーシステムの導入・普及が注目されている.本研究では,エネルギーの地産地消を促進するために著者らが開発を進めている地域エネルギー計画・評価システムによるケーススタディとして,地域エネルギー事業展開に関する評価を行った.具体的には,福島県新地町のJR新地駅周辺エリアに導入されている電熱併給型地域エネルギー供給を対象とし,その供給エリア拡大や再生可能エネルギー導入拡大,EVの蓄電池利用や蓄電池制御などのエネルギーマネジメント技術の導入によるCO₂削減効果を定量化した.ただし,実際の削減効果は設定したシナリオに依存するので,一般的な知見を得るには今後さらに検討ケースを増やして,より詳細な評価を行う必要がある.(著者抄録)

シソーラス用語： エネルギー供給 ,  再生エネルギー ,  *エネルギーシステム ,  事例研究 ,  福島県 ,  コジェネレーション ,  電気自動車 ,  エネルギー管理 ,  二酸化炭素排出量 ,  *評価 ,  地域 ,  地方自治体 ,  エネルギー消費 ,  *地域開発 ,  システム開発 ,  *二酸化炭素排出量削減
準シソーラス用語： 高度化 ,  *地域エネルギーシステム ,  *評価システム

分類 (3件)： 開発,再開発,都市整備  (RD02030V) ,  エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E) ,  研究開発  (SA01040R)

引用文献 (6件)：

• Hirano Y., Nakamura S., Togawa T., Fujita T., Adachi K.: Smart Community Recovering from the Tsunami-Disaster: Case Study of the Community Energy Supply Project in Shinchi Town, Fukushima, Global Environmental Research, 24 (2), 199-206, 2021.
• 平野勇二郎, 安達健一, 藤田壮: 福島県新地駅周辺地域における地域分散型エネルギーマネジメントシステム構築とその計画・評価手法の開発. スマートグリッド, 60 (14), 24-29, 2019.
• 国立環境研究所研究シーズ集: エネルギー地産地消を促進する地域エネルギー計画・評価システム https://www.nies.go.jp/seeds/jqjm10000014na75-att/a1668048625943.pdf
• 藤田壮, 平野勇二郎: 福島からの新しいまちづくり-新地町の地域イノベーション-. 土木学会誌, 101 (12), 60-63, 2016.
• 藤田壮, SUN LU, 五味馨, 牧誠也, 平野勇二郎: 地域特性とニーズを活用する SDGs 指標構築と政策連携 : 福島県新地町での社会実装研究, 環境システム研究論文発表会講演集, 47, 17-22, 2019.

タイトルに関連する用語 (7件)： 地域エネルギー ,  事業 ,  エリア ,  拡大 ,  高度化 ,  CO2削減 ,  算定