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J-GLOBAL ID：202402275616649541   整理番号：24A0693019

調理を考慮した食品への情報埋め込みに関する一考察

A Study on Information Embedding in Foods Considering Cooking

著者 (4件)： 松田綾美 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  PARINYA Punpongsanon (埼玉大 大学院理工学研究科) ,  岩井大輔 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  佐藤宏介 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： パターン計測シンポジウム資料(CD-ROM)  (パターン計測シンポジウム(CD-ROM))
巻： 28th  ページ： ROMBUNNO.PM108_03  発行年： 2023年11月17日 
JST資料番号： L3066B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・病院では,個人の健康状態に応じた複数種類の料理を調理し,ミスなく個人に配膳することが必要。
・食物アレルギーを持つ患者や特別食患者への誤配膳は大きな問題となるが,食物アレルギー成分や塩分濃度などは目視確認が困難。
・食品自体にマーカー型の情報を付与することで多くの情報を識別可能にする方法に着目。
・本論文では,柔らかい食品に情報を埋め込む方法として,マーキング法と識別子法を提案。
・マーキング法は食品に直接レーザーでマーキングし,識別子法は様々な性質の食品を混ぜ合わせた料理に特徴的項目を追加。
・本システムは,マーカー埋め込み部,調理/盛り付け部,マーカー検出部で構成され,レーザ刻印機を用いてパスタ表面を黒化。
・調理後のパスタ上のドット型とバーコード型マーカーのID識別結果から,様々な料理で一貫した識別が可能になることが判明。
・この一貫性は,料理内に存在する硬さや量などの個々の食品特性に関係なく維持されることを指摘。

シソーラス用語： *埋込み【挿入】 ,  情報 ,  *食品 ,  調理 ,  標識 ,  マーキング ,  レーザ加工 ,  バーコード ,  符号化 ,  一貫性 ,  食品アレルギー ,  塩分 ,  レーザースクライビング
準シソーラス用語： *情報埋め込み ,  配膳

分類 (2件)： 食品一般  (FJ01010Y) ,  その他の情報処理  (JE15050M)

引用文献 (4件)：

• Takuji Narumi, Shinya Nishizaka and Takashi Kajinam : Meta cookie+: an illusion-based gustatory display, International Conference on Virtual and Mixed Reality, 260/269 (2011).
• Yamato Miyatake, Parinya Punpongsanon, Daisuke Iwai, and Kosuke Sato : interiqr: Unobtrusive edible tags using food 3d printing, 35th ACM UIST,1/11 (2022).
• 松田綾美, Parinya Punpongsanon, 岩井大輔, 佐藤宏介 : 柔らかい食品上への情報埋め込みシステムの開発, 情報処理学会第85回全国大会, 7ZE-02 (2023).
• Gaku Narita, Yoshihiro Watanabe, and Masatoshi Ishikawa : Dynamic projection mapping onto deforming non-rigid surface using deformable dot cluster marker, IEEE TVCG Vol. 23 No.3, 1235/1248 (2016).

タイトルに関連する用語 (3件)： 調理 ,  食品 ,  埋め込み