Pat
J-GLOBAL ID:200903000150039652

重合開始剤、重合性組成物およびその硬化物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997054348
Publication number (International publication number):1998251317
Application date: Mar. 10, 1997
Publication date: Sep. 22, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】溶解性、安定性、エネルギー線感受性の優れた重合開始剤とラジカル重合性化合物からなる重合性組成物およびその硬化物を提供する。【解決手段】一般式1のピリジニウムカチオンと一般式2のボレートアニオンとから構成される錯体である重合開始剤(R1 はアルコキシル基又はアリールオキシ基、Rは独立にフッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基、アルキル基、アルケニル基、アリール基、アリールアルキル基、アルコキシル基、アリールオキシ基、アシル基、アルコキシカルボニル基又はアリールオキシカルボニル基、kは0〜5の整数を表す。)[BAr3 R2 ]- (2)(R2 はアルキル基、Arはアリール基を表す。)とラジカル重合性化合物とからなる重合性組成物、さらに増感剤を含んでなる重合性組成物およびその硬化物。
Claim (excerpt):
カチオン部分が一般式(1)で表されるピリジニウムカチオンと、アニオン部分が一般式(2)で表されるボレートアニオンとから構成されるピリジニウムボレート錯体である重合開始剤(A)。一般式(1)【化1】(ただし、R1 は、アルコキシル基、置換されたアルコキシル基、アリールオキシ基、置換されたアリールオキシ基から選ばれる基を表し、Rはそれぞれ独立に、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基に加え、以下の有機残基から選ばれる基を表し、さらに隣接した、R同士もしくは、R1 とRが、互いに共有結合によって環構造を形成していてもよく、kは0〜5の整数を表す。ここで有機残基とは、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基、C2 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルケニル基、C6 〜C18の単環、縮合多環アリール基、C7 〜C18の単環、縮合多環アリールアルキル基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシル基、C6 〜C18の単環、縮合多環アリールオキシ基、C1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状脂肪族もしくはC7 〜C19の単環、縮合多環芳香族アシル基、C2 〜C19の直鎖状、分岐鎖状、環状アルコキシカルボニル基、C7 〜C19の単環、縮合多環アリールオキシカルボニル基、のいずれかを表す。)一般式(2)[BAr3 R2 ]-(R2 は、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基で置換されていても良いC1 〜C18の直鎖状、分岐鎖状、環状アルキル基を表す。Arは、フッ素、塩素、臭素、水酸基、カルボキシル基、メルカプト基、シアノ基で置換されていても良いC6 〜C18の単環、縮合多環アリール基を表す。)
IPC (2):
C08F 2/50 ,  G03F 7/029
FI (2):
C08F 2/50 ,  G03F 7/029
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (6)
Show all
Cited by examiner (6)
Show all

Return to Previous Page