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J-GLOBAL ID:200903095012894550

光硬化性材料及びその硬化方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 矢口 平
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997062628
Publication number (International publication number):1998081838
Application date: Mar. 17, 1997
Publication date: Mar. 31, 1998
Summary:
【要約】【課題】 紫外光ラジカル重合開始剤は、紫外光の材料に対する低い透過性のため、着色染顔料や厚みのある組成物の内部まで硬化することはできなない欠点を有していた。【解決手段】 紫外光ラジカル重合開始剤、可視光領域に吸収をもつカチオン染料、4級ホウ素塩、及び/または重合促進剤を含有する光硬化性材料及び光硬化方法の提供により、空気中で硬化物表面及び内部を十分に硬化できる。しかも重合開始剤由来の着色物質の生成なしに高外観の硬化物を得ることができる。
Claim (excerpt):
(A)エチレン性不飽和結合を有する化合物 100重量部(B)一般式(1)で示される400〜740nmの可視光領域に吸収をもつカチオン染料0.001〜5重量部一般式(1);D+ ・A1-(式中D+ は400〜740nmの可視光領域に吸収をもつカチオン染料であり、A1-は任意のアニオンを示す)(C)一般式(2)で示される4級ホウ素塩系増感剤 0.005〜10重量部一般式(2);【化1】(式中R1 、R2 、R3 、及びR4 は、それぞれ独立して置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリール基、置換基を有してもよいアリル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよいアルケニル基、置換基を有してもよいアルキニル基、置換基を有してもよいシリル基、複素環基、ハロゲン原子を示し、Z+ は4級アンモニウムカチオン、4級ピリジニウムカチオン、4級キノリニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、スルホニウムカチオン、オキソスルホニウムカチオン、ヨードニウムカチオンまたは金属カチオンを示す)及び(D)200〜400nmの波長の光を吸収することによりラジカルを発生する紫外光ラジカル重合開始剤 0.01〜10重量部を含有することを特徴とする光硬化性材料。
IPC (3):
C09D 4/00 PEN ,  C09D 4/00 PDR ,  C08F 2/50 MDN
FI (3):
C09D 4/00 PEN ,  C09D 4/00 PDR ,  C08F 2/50 MDN
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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