被覆部材およびその製造方法

Inventor： , , , , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：大川宏
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2006206456
Publication number (International publication number)：2008031522
Application date： Jul. 28, 2006
Publication date： Feb. 14, 2008
Summary：

【課題】オーステナイト組織を有するステンレス鋼からなる母材を加工後、窒化処理を施しても母材と同程度の耐食性を示す基材をもつ被覆部材およびその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】オーステナイト組織を有するステンレス鋼からなる母材を加工した加工材の表層部を窒化してなり、所定の条件の自然浸漬電位測定で-200mVより貴の自然浸漬電位を示す基材と、該表層部の表面の少なくとも一部に被覆された無機被膜と、を備える。基材は、母材を加工することで加工誘起マルテンサイトが生成した加工材から加工誘起マルテンサイトを減少させる工程、あるいは、母材をステンレス鋼のMd30よりも30°C以上高い温度で温間加工または熱間加工して加工材とする工程を経て、該加工材に窒化処理を行い窒化層を形成することで得られる。【選択図】なし

Claim (excerpt)：

オーステナイト組織を有するステンレス鋼からなる母材を加工した加工材の表層部を窒化してなり、40°Cに保持した5mass%塩化ナトリウム水溶液中で塩化銀からなる参照電極を用いて測定した自然浸漬電位測定で-200mVより貴の自然浸漬電位を示す基材と、該表層部の表面の少なくとも一部に被覆された機能性被膜と、を備えることを特徴とする被覆部材。

IPC (8)：

C23C 28/04 , C23C 8/02 , C23C 8/26 , C23C 8/38 , C23C 8/50 , C23C 16/26 , C21D 1/06 , C21D 6/00

FI (8)：

C23C28/04 , C23C8/02 , C23C8/26 , C23C8/38 , C23C8/50 , C23C16/26 , C21D1/06 A , C21D6/00 102A

F-Term (27)：

4K028AA02 , 4K028AB01 , 4K029AA02 , 4K029AA24 , 4K029BA31 , 4K029BC01 , 4K029CA10 , 4K029FA05 , 4K030AA06 , 4K030AA10 , 4K030AA16 , 4K030AA17 , 4K030BA28 , 4K030BA37 , 4K030BB05 , 4K030CA02 , 4K030CA11 , 4K030DA02 , 4K030FA03 , 4K044AA03 , 4K044BA18 , 4K044BA19 , 4K044BB03 , 4K044BC02 , 4K044CA12 , 4K044CA13 , 4K044CA14

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (2)

塗工用ロッド
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2003-144129 Applicant：オーエスジー株式会社
オーステナイトステンレス鋼の表面構造
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2004-091671 Applicant：株式会社エスディーシー

Cited by examiner (6)

熱膨張特性に優れたオーステナイトステンレス鋼
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-242067 Applicant：愛知製鋼株式会社
高強度オーステナイト組織機械部品の製造方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平5-091596 Applicant：新日本製鐵株式会社
特開平2-104421

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