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J-GLOBAL ID：200903012868653756

複合酸化鉄微粒子およびその製造方法

Inventor： 渋谷 佳樹 ,  井上 辰雄 ,  坂口 央
Applicant, Patent owner： 日本鋼管株式会社 ,  鋼管鉱業株式会社 ,  株式会社アイロックスエヌケーケー
Agent (1)： 鈴江 武彦
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995335023
Publication number (International publication number)：1997169523
Application date： Dec. 22, 1995
Publication date： Jun. 30, 1997
Summary：

【要約】【課題】磁気特性が良好でしかも、粒度が大きくかつ均一な複合酸化鉄微粒子およびその製造方法を提供すること。【解決手段】水素を含む強還元性燃料ガスを内側部から、理論燃焼空気量より過剰な量の燃焼用空気をその外側から噴射するバーナーによって燃焼炎を形成し、この燃焼炎の中心に、この燃焼炎の方向と実質的に同方向に塩酸を添加した混合塩化物水溶液を噴霧する。この際に還元性の燃焼炎内側部で完全に気相の塩化物を形成し、その外側で気相成長により複合酸化物を形成する。生成された微粒子とガスとからなる混合流に希釈冷却用空気を吹き込み、微粒子が流路内壁に付着することを防ぎつつ混合流を回収部へ導入する。400°C以上600°C以下の範囲の温度で混合流の固気分離を行い、ガス流から微粒子を分離回収する。この複合酸化鉄微粒子は平均粒径が0.1μm以上、飽和磁化比が70%以上である。

Claim (excerpt)：

気相成長により得られた、鉄、ならびにマンガン、亜鉛、ニッケルおよび銅のうち一種または二種以上の金属の複合酸化鉄微粒子であって、平均粒径が0.1μm以上であり、その微粒子の飽和磁化値の、その微粒子を焼結して得られるフェライトの飽和磁化値に対する比が70%以上であることを特徴とする気相成長複合酸化鉄微粒子。

IPC (3)：

C01G 49/00 ,  B01J 2/04 ,  H01F 1/34

FI (6)：

C01G 49/00 A ,  C01G 49/00 B ,  C01G 49/00 H ,  B01J 2/04 ,  H01F 1/34 A ,  H01F 1/34 B

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (3)

• フェライト磁性材料
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-109453   Applicant：新日本製鐵株式会社
• フェライト粉末の製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平7-091917   Applicant：太陽誘電株式会社
• 複合酸化鉄粉の製造方法
  Gazette classification：公開公報   Application number：特願平5-236896   Applicant：日本鋼管株式会社, 鋼管鉱業株式会社, 株式会社アイロックスエヌケーケー