ホスホリパーゼCεを分子標的とした新規抗炎症薬のスクリーニング方法、および尋常性乾癬様の慢性皮膚炎モデル動物

Inventor： , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (4)：三枝英二 , 中野睦子 , 林雅仁 , 田中順也
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：2007285792
Publication number (International publication number)：2009112203
Application date： Nov. 02, 2007
Publication date： May. 28, 2009
Summary：

【課題】新規抗炎症剤のスクリーニング方法を提供すること、および、尋常性乾癬様の症状を呈する新たな慢性皮膚炎モデル動物を提供すること。【解決手段】ホスホリパーゼCε(PLCε)の機能を欠損させたノックアウトマウス、および、PLCεを角化細胞で過剰発現させたトランスジェニックマウスを用いた実験によって、PLCεが炎症応答に関与することを個体レベルで明らかにした。これらの結果から、PLCεの機能阻害剤は抗炎症剤として有望であり、本発明は、新規抗炎症剤のスクリーニング方法として、PLCεの酵素活性阻害剤の検索、および、PLCεとRas蛋白との結合阻害剤の検索の2つの方法を提供する。また、本発明の慢性皮膚炎モデル動物は、角化細胞でホスホリパーゼCεを過剰発現し、ヒト尋常性乾癬様の症状を呈することを特徴とする。【選択図】なし

Claim (excerpt)：

ホスホリパーゼCεの酵素活性を阻害する物質を検索することを特徴とする新規抗炎症剤のスクリーニング方法。

IPC (9)：

C12Q 1/44 , A01K 67/027 , A61K 45/00 , A61P 29/00 , A61P 43/00 , A61P 17/06 , G01N 33/15 , G01N 33/50 , G01N 33/48

FI (9)：

C12Q1/44 , A01K67/027 , A61K45/00 , A61P29/00 , A61P43/00 111 , A61P17/06 , G01N33/15 Z , G01N33/50 Z , G01N33/48 N

F-Term (14)：

2G045AA29 , 2G045CB01 , 2G045CB17 , 2G045FA16 , 2G045FA18 , 2G045FB01 , 4B063QA05 , 4B063QQ95 , 4B063QR13 , 4B063QS26 , 4B063QX01 , 4C084AA17 , 4C084ZB112 , 4C084ZC202

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (4)

不明水発生分布推定装置、方法およびプログラム
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2003-271029 Applicant：株式会社山武
細胞および/または組織および/または疾患フェーズ特異的な薬剤の製造方法
Gazette classification：公表公報 Application number：特願2006-529624 Applicant：フィリップス-ウニベルジテート・マールブルク
疼痛、炎症、けいれんおよび再狭窄の抑制のための血管灌注溶液並びにその方法
Gazette classification：公表公報 Application number：特願平9-522011 Applicant：オメロスメディカルシステムズ,インコーポレーテッド

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Cited by examiner (1)

ホスホリパーゼCεを分子標的とした新規抗がん剤のスクリーニング方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願2004-122299 Applicant：財団法人新産業創造研究機構

Article cited by the Patent：

Cited by examiner (1)

生化学, 20050825, Vol.77, No.8, p.948

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