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J-GLOBAL ID:200903015309786370
耐欠損性のすぐれた表面被覆超硬合金製エンドミル
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
富田 和夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998038237
Publication number (International publication number):1999229143
Application date: Feb. 20, 1998
Publication date: Aug. 24, 1999
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 耐欠損性の優れた表面被覆超硬合金製エンドミルの提供。【解決手段】 超硬基体の切刃部の表面に硬質被覆層を蒸着してなる表面被覆超硬合金製エンドミルにおいて、硬質被覆層として、切刃部の外周刃におけるすくい面、逃げ面の交わる切刃稜線部に亘って、超硬基体表面側から順に、(a)平均層厚0.1〜1μmのTiN層、(b)平均層厚0.3〜3μmのl(縦長成長結晶組織)-TiCN層を形成し、さらに前記すくい面と逃げ面には、(c)平均層厚0.1〜1μmのTiCO層および/またはTiCNO層、(d)平均層厚0.1〜1.5μmのα-Al2 O3 層および/またはκ-Al2 O3 層、さらに必要に応じて、(e)平均層厚0.1〜0.5μmのTiN層を形成し、切刃稜線部にそって1〜20μmの幅でl-TiCN層の露出面が存在し、かつすくい面と逃げ面における硬質被覆層の全体平均層厚を0.7〜5μmとした層構造とする。
Claim (excerpt):
炭化タングステン基超硬合金基体の少なくとも切刃部の表面に硬質被覆層を化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製エンドミルにおいて、上記硬質被覆層として、上記切刃部における少なくとも外周刃のすくい面、逃げ面、および前記すくい面と逃げ面の交わる切刃稜線部に亘って、基体表面側から順に、(a)平均層厚:0.1〜1μmの粒状結晶組織を有する窒化チタン層、(b)平均層厚:0.3〜3μmの縦長成長結晶組織を有する炭窒化チタン層、が形成され、さらに上記すくい面と逃げ面には、(c)平均層厚:0.1〜1μmの粒状結晶組織を有する炭酸化チタン層および/または炭窒酸化チタン層、(d)平均層厚:0.1〜1.5μmの粒状結晶組織を有するα型および/またはκ型酸化アルミニウム層、が形成され、上記切刃稜線部には、上記の炭酸化チタン層および/または炭窒酸化チタン層、さらにα型および/またはκ型酸化アルミニウム層が存在せず、前記切刃稜線部にそって1〜20μmの幅で上記炭窒化チタン層の露出面が存在し、かつ上記すくい面と逃げ面における硬質被覆層の全体平均層厚を0.7〜5μmとしたことを特徴とする耐欠損性のすぐれた表面被覆超硬合金製エンドミル。
IPC (4):
C23C 16/30
, B23B 27/14
, B23C 5/10
, C23C 14/06
FI (4):
C23C 16/30
, B23B 27/14 A
, B23C 5/10 Z
, C23C 14/06 P
Patent cited by the Patent:
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