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J-GLOBAL ID:200903018447003289
塩化第二鉄廃液の処理方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
井上 俊夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995346373
Publication number (International publication number):1997156930
Application date: Dec. 11, 1995
Publication date: Jun. 17, 1997
Summary:
【要約】【課題】 銅、ニッケル、クロムを含む塩化第二鉄廃液から、銅、ニッケル、クロムを個別に回収して、これらの金属の有効利用を図ると共に、不純物濃度の極めて低い塩化第二鉄液を再生すること。【解決手段】 塩化第二鉄廃液に鉄スクラップを添加して、塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元した後、脱銅槽3にて鉄粉を液中の銅の1.7倍当量と塩酸の1倍当量合わせた量添加すると共に、pHを1.8〜2.2に調整して銅を析出させ、分離する。続いて脱ニッケル・クロム槽51〜53にて前記分離液に鉄粉を液中のニッケルの4〜5倍当量添加し、pHを2.8〜3.5に調整して、ニッケルを析出させると共に、水酸化クロム及び水酸化鉄を生成させる。ここから磁選機42にてニッケルを分離した後、水酸化クロムを水酸化鉄と共に分離する。この後得られた塩化第一鉄液を塩素ガスにて酸化し、塩化第二鉄液を再生する。
Claim (excerpt):
銅、ニッケル、クロムを含む塩化第二鉄廃液に鉄を添加して、廃液中に残存する塩化第二鉄を塩化第一鉄に還元する還元工程と、前記工程にて得られた液に鉄を添加して、銅を析出させて分離し、ニッケル、クロムを含む塩化第一鉄液を得る脱銅工程と、前記工程にて得られた液に鉄を添加して、ニッケルを析出させて分離し、クロムを含む塩化第一鉄液を得る脱ニッケル工程と、前記工程にて得られた液のpHを2.8〜3.5に調節して、水酸化クロムを生成させ、分離する脱クロム工程と、前記工程にて得られた塩化第一鉄液を酸化して塩化第二鉄を得る酸化工程と、を含むことを特徴とする塩化第二鉄廃液の処理方法。
IPC (5):
C01G 49/10
, C02F 1/70 ZAB
, C02F 1/72
, C23F 1/46
, H01L 21/306
FI (5):
C01G 49/10
, C02F 1/70 ZAB A
, C02F 1/72 Z
, C23F 1/46
, H01L 21/306 F
Patent cited by the Patent:
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