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J-GLOBAL ID:200903018548441813

スズ及びスズ合金メッキ浴、当該メッキ浴の管理方法及び調製方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 豊永 博隆
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997336392
Publication number (International publication number):1999152595
Application date: Nov. 19, 1997
Publication date: Jun. 08, 1999
Summary:
【要約】【課題】 スズ又はスズ合金浴の透明度を経時的に安定化させる。【解決手段】 スズ又はスズ合金浴に所定の酸化防止剤と凝集促進剤(例えば、没食子酸と酒石酸など)を組み合わせて含有させる。酸化防止剤と凝集促進剤を併用添加し、間欠的に濾過処理を繰り返すと、浴中の第一スズイオンの酸化を有効に抑制できるだけではなく、浴調製後の日数経過で浴の酸化が進行し、酸化第二スズの微粒子が発生した場合でも、上記処理剤の相乗作用で酸化第二スズが凝集促進され、粒子径が増した酸化第二スズを濾過処理するたびに捕捉できる。このため、メッキ浴中の酸化第二スズを容易に外部に除去し、もってメッキ浴の透明度を長期に保持(経時的に安定化)できる。
Claim (excerpt):
(A)第一スズ塩と、第一スズ塩及び鉛、銀、亜鉛、ビスマス、インジウム、ニッケル、コバルト、銅、金、アンチモンから選ばれた金属の塩の混合物とのいずれかよりなる可溶性塩、(B)アルカンスルホン酸、アルカノールスルホン酸、脂肪族カルボン酸などの有機酸、或は、塩酸、硫酸、ホウフッ化水素酸などの無機酸から選ばれた少なくとも一種の酸、(C)下記の(1)〜(2)式に示す化合物、カテコールスルホン酸、ヒドロキノンスルホン酸、ナフトールスルホン酸、或はこれらの塩などから選ばれた酸化防止剤の少なくとも一種、【化1】(式(1)中、RはSO3X(Xは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の金属、NH4など)、COOY(Yは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の金属、NH4など)、CH3、OCH3、CH2OH、CH2CH2OH、NH2、ハロゲンである;nは1〜4の整数である;mは1〜2の整数である、但し、m=2の場合、Rは互いに同一又は異なる置換基である;n=1、m=1の場合、RはSO3Hを除く;n=1、m=2の場合、RはSO3HとCH3の組み合わせを除く;n=2、m=1の場合、RはSO3Xを除く)【化2】(式(2)中、RはSO3X(Xは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の金属、NH4など)、COOY(Yは水素、ナトリウム、カリウム、カルシウム等の金属、NH4など)、CH3、OCH3、CH2OH、CH2CH2OH、NH2、ハロゲンである;nは1〜4の整数である;mは1〜2の整数である、但し、m=2の場合、Rは互いに同一又は異なる置換基であっても良い;n、m=1の場合、RはSO3Hを除く)(D)リン化合物、酒石酸、酒石酸ナトリウム、酒石酸アンモニウム、酒石酸カリウム、酒石酸カルシウム、酒石酸マグネシウム、ロッシェル塩などの酒石酸塩、ポリアクリルアミドなどの高分子系凝集剤などから選ばれた酸化第二スズ微粒子の凝集促進剤の少なくとも一種を含有することを特徴とするスズ及びスズ合金メッキ浴。
IPC (4):
C25D 3/32 ,  C25D 3/60 ,  C25D 21/14 ,  C25D 21/18
FI (4):
C25D 3/32 ,  C25D 3/60 ,  C25D 21/14 A ,  C25D 21/18 E
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (12)
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