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J-GLOBAL ID:200903020321185238

構造物の振動試験装置、構造物の振動試験方法、並びに構造物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 高崎 芳紘
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994097685
Publication number (International publication number):1995306115
Application date: May. 11, 1994
Publication date: Nov. 21, 1995
Summary:
【要約】【目的】 構造物の一部分を実際に加振し、他の部分をシミュレートして行う構造物の振動試験を、安定かつ正確なものとする。【構成】 変位計測手段10で計測した加振機の変位信号と、加振機を駆動する加振信号から加振機の応答遅れを算出し、その遅れ時間分だけ早く加振信号を出力する。【効果】 加振機応答遅れが相殺されるため、加振機の応答遅れによる振動応答解析の発散が生じなくなり、構造物の一部分のみの振動試験と他の部分の振動応答数値解析を実時間で組み合わせて行う構造物の振動試験を安定かつ正確に行える。
Claim (excerpt):
試験対象構造物を第1の部分と第2の部分に分け、上記第1の部分を加振する一個または複数個の加振機と、該加振機の制御装置と、上記加振機に取り付けられた上記第1の部分から加振機に加わる反力を計測するための反力計測手段と、上記加振機によって上記第1の部分に加えられる変位を計測するための変位計測手段と、振動発生のための外力データを取り込む外力データ入力手段と、上記第2の部分の振動をシミュレートするための数値モデルを用い、上記反力計測手段の計測値と上記外力データ入力手段からの外力データを入力として、上記反力計測値が計測された時刻から予め定められた一定時間後の上記第2の部分の振動応答を算出する振動応答計算手段と、上記第2の部分の振動応答計算値を入力として上記加振機を駆動する加振信号を生成するための加振信号生成手段と、上記変位計測手段の計測値と上記加振信号生成手段で生成された加振信号値とを入力として上記加振機の応答遅れ時間を算出する応答遅れ算出手段と、上記反力計測値が計測された時刻より、上記一定時間から上記加振機の上記応答遅れ時間を差し引いた時間が経過したときに、上記一定時間後の応答計算値に対応する加振信号が生成され出力されるように制御する時間管理手段とを備えたことを特徴とする構造物の振動試験装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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