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J-GLOBAL ID:200903026204000551

気管移植片の調製方法、気管移植片、凍結乾燥気管マトリックス片および細胞の播種方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 清水 善▲廣▼ ,  阿部 伸一 ,  辻田 幸史
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003373150
Publication number (International publication number):2004167236
Application date: Oct. 31, 2003
Publication date: Jun. 17, 2004
Summary:
【課題】 移植後に免疫拒絶反応が起こらず、早期に周辺組織に適合するものであるとともに保存安定性に優れる気管移植片の簡易な調製方法、このようにして調製された気管移植片、気管移植片を調製する際に有用な凍結乾燥気管マトリックス片および細胞の播種方法を提供すること。【解決手段】 本発明の気管移植片の調製方法は、患者と同種または異種の気管片を実質的に非イオン性界面活性剤のみで洗浄することにより抗原反応性細胞を除去する段階aと、抗原反応性細胞が除去された気管片(気管マトリックス片)を無菌水で洗浄する段階bと、洗浄後の気管マトリックス片を凍結乾燥する段階cと、以上の段階を経て調製された凍結乾燥気管マトリックス片を用時に再膨潤させる段階dと、移植を受ける患者の線維芽細胞と気管上皮細胞を順次、再膨潤化気管マトリックス片の少なくとも内壁面に増殖させる段階eを備えてなることを特徴とする。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
気管損傷を有する患者に移植するための気管移植片の調製方法であって、患者と同種または異種の気管片を実質的に非イオン性界面活性剤のみで洗浄することにより抗原反応性細胞を除去する段階aと、抗原反応性細胞が除去された気管片(気管マトリックス片)を無菌水で洗浄する段階bと、洗浄後の気管マトリックス片を凍結乾燥する段階cと、以上の段階を経て調製された凍結乾燥気管マトリックス片を用時に再膨潤させる段階dと、移植を受ける患者の線維芽細胞と気管上皮細胞を順次、再膨潤化気管マトリックス片の少なくとも内壁面に増殖させる段階eを備えてなることを特徴とする方法。
IPC (2):
A61L27/00 ,  A01N1/02
FI (2):
A61L27/00 Q ,  A01N1/02
F-Term (10):
4C081AB15 ,  4C081AC03 ,  4C081BA13 ,  4C081CD34 ,  4C081DA03 ,  4C081EA02 ,  4C081EA13 ,  4H011CA01 ,  4H011CB05 ,  4H011CD01
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (4)
  • 生体内分解性ステント
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2000-028859   Applicant:株式会社島津製作所
  • ステント
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平9-265809   Applicant:株式会社トーキン
  • 気管内腔保持部材
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平3-111186   Applicant:清水慶彦, 中村達雄, 株式会社神戸製鋼所
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Article cited by the Patent:
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