Pat
J-GLOBAL ID:200903032824178830

成形性と耐衝突特性に優れる熱延高張力鋼板およびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小川 順三 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996349238
Publication number (International publication number):1998195588
Application date: Dec. 27, 1996
Publication date: Jul. 28, 1998
Summary:
【要約】【課題】 引張強さ 490〜980 MPa 、降伏比75%以下、全伸び25%以上、歪速度2000 sec-1の引張試験における、真歪 0.3までの吸収エネルギーが250 MJ/m3以上の特性を有する、成形性と耐衝突特性に優れる薄物の熱延高張力鋼板を提供する。【解決手段】C:0.02〜0.2 wt%、Si:0.1 〜1.5 wt%、Mn:0.5 〜3.0wt %、S:0.010 wt%以下を含み、かつP:0.03〜0.15wt%、Cr:0.1 〜2.0 wt%、Mo:0.1 〜1.0 wt%から選ばれる1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の成分組成になる鋼素材を、Ar3変態点以上で熱間圧延を終了し、その後0.1 〜5.0 秒の間に、冷却を開始して、50°C/sec 以上の冷却速度で 620〜800 °Cまで冷却し、0.5 〜15sec 間空冷し、次いで30°C/sec 以上の冷却速度で、 300〜 600°C°Cまで冷却し、巻き取ることにより、平均粒径10μm以下のフェライト相が体積率で80〜97%を占め、残部は平均直径がフェライト平均粒径の0.2〜2.0 倍であるマルテンサイトを主体とする第2相からなる組織とする。
Claim (excerpt):
C:0.02〜0.2 wt%、Si:0.1 〜1.5 wt%、Mn:0.5 〜3.0 wt%、S:0.010 wt%以下を含み、かつP:0.03〜0.15wt%、Cr:0.1 〜2.0 wt%、Mo:0.1 〜1.0 wt%から選ばれる1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなり、平均粒径10μm以下のフェライト相が体積率で80〜97%を占め、残部は平均直径がフェライト平均粒径の 0.2〜1.5 倍であるマルテンサイトを主体とする第2相からなることを特徴とする、成形性と耐衝突特性に優れる熱延高張力鋼板。
IPC (5):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/22
FI (5):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 A ,  C21D 9/46 S ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/22
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
Show all

Return to Previous Page