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J-GLOBAL ID:200903033345517007
成形性と加熱硬化性に優れたアルミニウム合金板材の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
河野 茂夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994135797
Publication number (International publication number):1996003702
Application date: Jun. 17, 1994
Publication date: Jan. 09, 1996
Summary:
【要約】【目的】 自動車外板あるいはホイール用板材等に用いられる、成形後に焼付け塗装が施されるアルミニウム合金板材の成形性と加熱硬化性を高めること。【構成】 Al-Mg-Si系合金板材を480°C以上に加熱し、熱間圧延を行う際に360°C〜450°Cの温度範囲に15分以上晒されることなく360°C以下の温度範囲で圧延を終了させ、その後冷間圧延を行い、450°C以上の温度に10秒以上加熱して溶体化処理を施し、次いで室温にて1時間以上の自然時効を施し、導電率を35〜55%IACSの範囲とし、その後180〜300°Cの温度範囲で10秒以上10分以内の熱処理を導電率が実質的に低下しな範囲で施し、かつこの熱処理前後の板面に平行な面における平均結晶粒径を90μm以下で、かつ圧延方向とその直交方向との長さ比(圧延方向長さ/直交方向長さ)平均が0.5〜4の間にあり、材料中のSiを含む化合物の平均最大長を10μm以下とする。
Claim (excerpt):
必須成分としてMg0.2〜1.5wt%、Si0.4〜2.0wt%を含み、さらにCu1.5wt%以下、Zn2.0wt%以下、Cr0.5wt%以下、Mn1.0wt%以下、Zr0.3wt%以下、Ti0.1wt%以下、V0.2wt%以下のいずれか1種または2種以上を含み、残部が通常の不純物とAlからなるアルミニウム合金板材を製造するに当って、鋳塊もしくは圧延板を480°C以上に加熱し、熱間圧延を行う際に360°C〜450°Cの温度範囲に15分以上晒されることなく、360°C以下の温度範囲で圧延を終了させ、その後冷間圧延を必要に応じ中間焼鈍を入れて行い所定の板厚とした後、450°C以上の温度に10秒以上加熱して溶体化処理を施し、次いで室温にて1時間以上の自然時効を施すことにより、材料の導電率を35〜55%IACSの範囲とし、その後180〜300°Cの温度範囲で10秒以上10分以内の熱処理を導電率が実質的に低下しない範囲で施し、かつこの熱処理前後の板面に平行な面における平均結晶粒径を90μm以下で、かつ圧延方向とその直交方向との長さ比(圧延方向長さ/直交方向長さ)平均が0.5〜4の間にあり、材料中のSiを含む化合物の平均最大長を10μm以下とすることを特徴とする成形性と加熱硬化性に優れたアルミニウム合金板材の製造方法。
IPC (2):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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