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J-GLOBAL ID:200903039359364619

バイオディーゼル油の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人みのり特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006174998
Publication number (International publication number):2008001856
Application date: Jun. 26, 2006
Publication date: Jan. 10, 2008
Summary:
【課題】植物に由来の油脂等の性状を問わず、原料油脂とアルコールからバイオディーゼル油(BDF)を効率良く製造できる方法を提供する。【解決手段】固体酸粒状物が充填された第1反応器内に、原料油脂とアルコールとを導入して反応させ、原料油脂中の遊離脂肪酸を脂肪酸エステルに変換し(工程A)、この反応混合物を、モレキュラーシーブが充填された充填塔内に導入して副生成物の水を除去し(工程B)、水を除去した液とアルコールとを、15以上の塩基強度(H_)を有し、かつ、0.1mmol/g以上の塩基量を有した酸化カルシウムからなる固体塩基触媒が充填された第2反応器内に導入して、原料油脂の主成分であるトリアシルグリセリドとアルコールのエステル交換反応によりBDFを生成する(工程C)。これら一連の操作を常圧下で50〜80°Cの温度にて実施し、工程Cの反応生成物より余剰のアルコールと副生グリセリンを分離除去し、BDFを取り出す。【選択図】図1
Claim (excerpt):
原料油脂とアルコールからバイオディーゼル油を製造するための方法であって、当該方法が、下記の工程A〜C: 工程A:固体酸粒状物が内部に充填された第1反応器内に、原料油脂とアルコールとを導入して反応させ、前記原料油脂中に存在する遊離脂肪酸を脂肪酸アルキルエステルに変換する工程、 工程B:前記工程Aにて得られた反応混合物を、脱水剤が充填された充填塔内に導入し、当該反応生成物中に含まれる副生成物としての水を除去する工程、及び 工程C:前記工程Bにおいて水を除去した液と、アルコールとを、15以上の塩基強度(H_)を有し、かつ、0.1mmol/g以上の塩基量を有した酸化カルシウムからなる固体塩基触媒が内部に充填された第2反応器内に導入して原料油脂の主成分であるトリアシルグリセリドをエステル交換反応させ、脂肪酸アルキルエステルへ変換する工程 を含み、工程Cからの反応液に残存するアルコールと副生グリセリンを除去して、バイオディーゼル油を取り出すことを特徴とするバイオディーゼル油の製造方法。
IPC (8):
C10L 1/02 ,  C11C 3/10 ,  C11C 3/04 ,  C10G 3/00 ,  C07C 67/03 ,  C07C 69/24 ,  C07B 61/00 ,  C07C 69/58
FI (9):
C10L1/02 ,  C11C3/10 ,  C11C3/04 ,  C10G3/00 Z ,  C07C67/03 ,  C07C69/24 ,  C07B61/00 300 ,  C10G3/00 B ,  C07C69/58
F-Term (25):
4H006AA02 ,  4H006AC48 ,  4H006BA06 ,  4H006BA30 ,  4H006BA72 ,  4H006BC10 ,  4H006BC35 ,  4H006BD20 ,  4H006BD80 ,  4H006BD84 ,  4H013BA02 ,  4H029CA00 ,  4H029DA00 ,  4H039CA66 ,  4H039CD30 ,  4H059AA14 ,  4H059BA30 ,  4H059BC01 ,  4H059CA02 ,  4H059CA36 ,  4H059CA48 ,  4H059CA97 ,  4H059CA99 ,  4H059DA04 ,  4H059EA17
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (2)
Article cited by the Patent:
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