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J-GLOBAL ID:200903040901151110

白金族元素の相互分離方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 河備 健二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003334797
Publication number (International publication number):2005097695
Application date: Sep. 26, 2003
Publication date: Apr. 14, 2005
Summary:
【課題】白金族元素を相互分離する方法において、安全性の高い化合物と工程を用い、母液中の白金族元素に対する不純物元素の含有比率の上昇とクロロ錯体の分解を防止して、不純物元素を効果的に分離し、かつパラジウム、白金、イリジウム、ルテニウム及びロジウムを製品化できる純度で相互分離する方法を提供する。【解決手段】不純物元素を含む白金族元素含有物を浸出に付す第一の工程、浸出生成液から不純物元素を溶媒抽出する第二の工程、抽出残液からパラジウムを溶媒抽出する第三の工程、抽出残液から陽イオン型不純物元素を溶媒抽出する第四の工程、抽出残液を加水分解して白金を分離する第五の工程、沈澱からルテニウムを浸出分離する第六の工程、及びイリジウムを溶媒抽出し、イリジウムを含む逆抽出生成液とロジウムを含む抽出残液を得る第七の工程を含むことを特徴とする白金族元素の相互分離方法などによって提供。【選択図】なし
Claim (excerpt):
不純物元素を含む白金族元素含有物から白金族元素を相互分離する方法であって、 (1)前記白金族元素含有物を塩酸溶液に懸濁し酸化剤を添加して浸出に付し、白金族元素を含む浸出生成液を得る第一の工程、 (2)前記浸出生成液をジエチレングリコールジブチルエーテルと接触させて溶媒抽出に付し、不純物元素を含む有機相と抽出残液を形成する第二の工程、 (3)前記第二の工程で得られる抽出残液を硫化アルキルと接触させて溶媒抽出に付し、パラジウムを抽出した後、逆抽出して、パラジウムを含む逆抽出生成液と抽出残液を形成する第三の工程、 (4)前記第三の工程で得られる抽出残液とビス(2-エチルへキシル)リン酸と接触させて溶媒抽出に付し、陽イオン型不純物元素を含む有機相と抽出残液を形成する第四の工程、 (5)前記第四の工程で得られる抽出残液のpHを5〜12に調整し酸化剤を添加して加水分解に付し、イリジウム、ルテニウム及びロジウムを含む沈澱と白金を含む水溶液を形成する第五の工程、 (6)前記沈澱をpH12以上の強アルカリ水溶液中で酸化剤を添加して浸出に付し、イリジウム及びロジウムを含む残渣とルテニウム浸出生成液を形成する第六の工程、及び (7)前記残渣を塩酸溶液に溶解して得られるイリジウム及びロジウムを含む水溶液を、リン酸トリブチルと接触させて溶媒抽出に付し、イリジウムを抽出した後、逆抽出して、イリジウムを含む逆抽出生成液とロジウムを含む抽出残液を形成する第七の工程、を含むことを特徴とする白金族元素の相互分離方法。
IPC (3):
C22B11/00 ,  C22B3/26 ,  C22B3/44
FI (3):
C22B11/04 ,  C22B3/00 J ,  C22B3/00 Q
F-Term (10):
4K001AA41 ,  4K001BA17 ,  4K001BA22 ,  4K001DB04 ,  4K001DB23 ,  4K001DB26 ,  4K001DB31 ,  4K001DB34 ,  4K001JA03 ,  4K001JA10
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
  • 特許第3291203号(第1頁、第2頁)
  • 白金族金属の分離
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2000-238614   Applicant:アングロアメリカンプラティナムコーポレイションリミティド
  • 白金族元素の分離回収方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平8-010379   Applicant:財団法人産業創造研究所
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