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J-GLOBAL ID:200903041367123048

セレンの定量分析方法並びに定量分析システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 村瀬 一美
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008140317
Publication number (International publication number):2009008668
Application date: May. 29, 2008
Publication date: Jan. 15, 2009
Summary:
【課題】排水中の4価セレン濃度を現場で定量分析する。【解決手段】4価セレンが溶存している分析用試料に塩酸及び硫酸の少なくともいずれか一方が添加されて、酸の規定度が0.13〜6.7N/Lに調整された酸性分析用試料2aを入れる密閉構造の容器2と、酸性分析用試料1Lに対して5〜10g/分以下でテトラヒドロホウ酸ナトリウム3aを添加する手段3と、キャリアーガスを500〜700mL/分で供給する手段と、セレン化水素を測定して測定値を出力する定電位電解式センサ4と、酸性分析用試料2aから発生したセレン化水素をキャリアーガスと共に400〜600mL/分で吸引して定電位電解式センサ4に供給する供給手段と、4価セレン濃度が既知の複数の標準試料から予め求めた4価セレン濃度と定電位電解式センサ4の測定値との相関に基づいて作成された検量線が記憶され、検量線に基づいて測定値から分析用試料の4価セレン濃度を分析する分析手段5を含むものとした。【選択図】図24
Claim (excerpt):
4価セレンが溶存している分析用試料に塩酸及び硫酸の少なくともいずれか一方を添加して酸の規定度が0.13〜6.7N/Lの酸性分析用試料を得る工程と、前記酸性分析用試料1Lに対して5g/分以下でテトラヒドロホウ酸ナトリウムを添加し、前記4価セレンと前記テトラヒドロホウ酸ナトリウムを反応させてセレン化水素を発生させる工程と、前記セレン化水素を10〜20mL/分で吸引する工程と、前記吸引されたセレン化水素を定電位電解式センサで測定して測定値を得る工程と、前記測定値に基づいて前記分析用試料の4価セレン濃度を検量線法により分析する工程とを含み、前記検量線法に用いる検量線は4価セレン濃度が既知の複数の標準試料から予め求めた4価セレン濃度と前記定電位電解式センサの測定値との相関に基づいて作成されたものであることを特徴とするセレンの定量分析方法。
IPC (2):
G01N 27/416 ,  G01N 27/26
FI (3):
G01N27/46 311G ,  G01N27/46 311A ,  G01N27/26 371D
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (12)
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