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J-GLOBAL ID:200903042386465053

磁気軸受制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 田澤 博昭 ,  加藤 公延 ,  田澤 英昭 ,  濱田 初音
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005080242
Publication number (International publication number):2006258266
Application date: Mar. 18, 2005
Publication date: Sep. 28, 2006
Summary:
【課題】 磁気軸受が発生するラジアル方向擾乱力を低減する。【解決手段】 ロータ、ロータを電磁力によって浮上させる複数の電磁石からなる磁気軸受を有し、ロータのラジアル方向並進変位指令、アキシャル方向並進変位指令及びラジアル方向回転変位指令を受けて、ロータの5自由度ロータ変位を追従させるよう制御する軸受制御系10と、磁気軸受が発生するラジアル方向擾乱力からロータのラジアル方向並進変位指令を算出して軸受制御系10に出力する並進変位指令制御系20とを備える。【選択図】 図3
Claim (excerpt):
ロータを電磁力によって浮上させる複数の電磁石からなる磁気軸受の、ラジアル方向をX軸及びY軸、ロータ回転軸をZ軸とする固定座標系において、上記ロータの幾何中心点がX軸方向及びY軸方向に並進運動するラジアル方向並進変位、並びに上記ロータの幾何中心点がZ軸方向に並進運動するアキシャル方向並進変位の3自由度並進変位と、上記ロータの幾何中心軸がZ軸を含む平面内で回動するラジアル方向回転変位の2自由度回転変位からなる5自由度ロータ変位に関する情報を検出する変位検出手段と、 該変位検出手段の出力を5自由度ロータ変位に変換するロータ変位演算器と、 該ロータ変位演算器の出力に基づいて、上記ロータの3自由度並進変位を上記磁気軸受の所定の位置に制御するための軸受力となるラジアル方向及びアキシャル方向軸受力指令、並びに上記ロータの2自由度回転変位を上記磁気軸受の所定の位置に制御するための軸受モーメントとなるラジアル方向軸受モーメント指令を出力する制御指令演算器と、 上記ロータ変位演算器の出力に基づいて、上記電磁石各々と上記ロータとのギャップ長を出力するギャップ長演算器と、 上記制御指令演算器の出力及び上記ギャップ長演算器の出力に基づいて、上記電磁石各々に供給するべき電流指令を出力する電流指令演算器とを備えた軸受制御系、 上記磁気軸受がX軸方向及びY軸方向に発生するラジアル方向擾乱力を計測するラジアル方向擾乱力計測器と、 該ラジアル方向擾乱力計測器の出力を、固定座標系をZ軸まわりに所定の回転速度で回転させた回転座標系表現に変換する回転座標変換器と、 該回転座標変換器の出力から低周波成分を抽出する低域通過フィルタと、 該低域通過フィルタの出力を符号反転させた後に積分した信号を、ラジアル方向並進変位指令の回転座標系表現として出力する積分器と、 該積分器の出力を、上記ロータの回転速度に応じて所定の進相量を重畳したうえで固定座標系表現に変換した信号を、上記軸受制御系に対するラジアル方向並進変位指令として出力する固定座標変換器とを備えた並進変位指令制御系を有し、 上記固定座標変換器の出力であるラジアル方向並進変位指令により、上記軸受制御系が5自由度ロータ変位を所定の位置に制御することを特徴とする磁気軸受制御装置。
IPC (1):
F16C 32/04
FI (1):
F16C32/04 A
F-Term (13):
3J102AA01 ,  3J102BA03 ,  3J102BA19 ,  3J102CA02 ,  3J102DA02 ,  3J102DA03 ,  3J102DB05 ,  3J102DB08 ,  3J102DB10 ,  3J102DB11 ,  3J102DB27 ,  3J102DB31 ,  3J102DB37
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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Cited by examiner (2)
  • 磁気軸受装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平11-199443   Applicant:日本精工株式会社
  • 特開昭60-220219

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