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J-GLOBAL ID:200903042712353589

超音波ドプラ診断装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西山 春之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996240417
Publication number (International publication number):1998080424
Application date: Sep. 11, 1996
Publication date: Mar. 31, 1998
Summary:
【要約】【課題】 超音波ドプラ診断装置において、Bモード期間内にて欠落する複素ドプラ信号を補間する際にBモード直前と直後のドプラ信号の位相によって位相の段差が生じるのを防止してオーディオ信号出力の歪を低減する。【解決手段】 Bモード期間内にて欠落する複素ドプラ信号を、ドプラモード期間に受信した複素ドプラ信号を記憶しておきこの複素ドプラ信号をBモード期間に読み出して合成することにより補間する複素信号補間器12を設け、この複素信号補間器12は、ドプラモード期間に受信して入力した複素ドプラ信号を記憶する手段(20a,20b)と、この記憶手段に記憶された複素ドプラ信号をBモード期間に逆順に読み出す制御手段(21,22)と、この制御手段により上記記憶手段から逆順に読み出された複素ドプラ信号の周波数を反転させる複素周波数反転手段(23)と、この複素周波数反転手段からの複素ドプラ信号についてドプラモードからBモードへの接続時点での位相の段差を補正する位相回転補正手段(27,28)とを備えて構成したものである。
Claim (excerpt):
被検体内に超音波を送受信する探触子と、この探触子にパルス又は連続波を供給する送波器と、上記探触子で受信した反射エコー信号を増幅する増幅器と、この増幅器からの反射エコー信号からBモード断層像を生成するBモード像生成部と、上記増幅器からの反射エコー信号から移動体によりドプラ偏移を受けた成分を複素ドプラ信号として検出するドプラ検出部と、このドプラ検出部で検出された複素ドプラ信号を周波数分析する周波数分析部と、上記Bモード像生成部からの画像信号及び上記周波数分析部からの分析信号を入力してBモード断層像又は周波数スペクトラムとして表示する表示系と、上記ドプラ検出部で得た複素ドプラ信号を取り込んで2チャンネルのドプラ音として出力するオーディオ信号出力系とを有し、上記Bモード断層像を得るための超音波の送受信動作とドプラモードでの複素ドプラ信号を得るための超音波の送受信動作とを時分割に行う超音波ドプラ診断装置において、Bモード期間内にて欠落する複素ドプラ信号を、ドプラモード期間に受信した複素ドプラ信号を記憶しておき、この複素ドプラ信号を読み出して合成することにより補間する複素信号補間手段を設けたことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (4)
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