Pat
J-GLOBAL ID:200903045374002685

リグノセルロース系バイオマスの利用方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2007118020
Publication number (International publication number):2007275889
Application date: Apr. 27, 2007
Publication date: Oct. 25, 2007
Summary:
【課題】 木材等のリグノセルロース系バイオマスから、メタンを主成分として一酸化炭素及びタール分を含まない可燃性ガスを、高価な耐熱性材料を必要とするような高温状態を経ることなく得ることができ、しかも、リグノセルロース系バイオマスが含有する水分を蒸発させることによるエネルギー損失が伴わないリグノセルロース系バイオマスの利用方法を提供する。【解決手段】 リグノセルロース系バイオマスを水酸化ナトリウムを主要有効成分とする蒸解薬液に浸漬させることによりセルロース系繊維を離解させて蒸解物混合液を得、該蒸解物混合液をセルロース系繊維懸濁液と蒸解廃液に分離し、該セルロース系繊維懸濁液、又は該セルロース系繊維を加水分解して得た単糖類溶液、又は該単糖類を酸生成分解して得た有機酸溶液を嫌気性微生物によって処理し、メタンを主成分とする可燃性ガスを発生せしめる。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
リグノセルロース系バイオマスからリグニンを分解除去することによってセルロース系繊維懸濁液を得るセルロース系繊維懸濁液生成工程と; 該セルロース系繊維懸濁液と、窒素、リン、カリウム及び鉄のうちの少なくとも一つの栄養成分を含む有機物とを混合する有機物混合工程と; 前記セルロース系繊維懸濁液と前記有機物との混合液を嫌気状態に保ち、該混合液内で繁殖させた微生物によって、又は、該微生物と加水分解酵素とによって該混合液中のセルロース系繊維及びその他の有機物質を分解することにより「メタンを主成分とする可燃性ガス」を生成せしめるメタン生成工程と; を備えるリグノセルロース系バイオマスの利用方法。
IPC (2):
B09B 3/00 ,  C02F 11/04
FI (4):
B09B3/00 C ,  B09B3/00 304Z ,  C02F11/04 A ,  B09B3/00 D
F-Term (20):
4D004AA02 ,  4D004AA03 ,  4D004AA04 ,  4D004AA12 ,  4D004BA03 ,  4D004CA04 ,  4D004CA13 ,  4D004CA18 ,  4D004CA20 ,  4D004CA22 ,  4D004CA32 ,  4D004CA34 ,  4D004CC03 ,  4D004CC12 ,  4D059AA01 ,  4D059AA03 ,  4D059AA07 ,  4D059BA13 ,  4D059BA25 ,  4D059BA26
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
Show all
Cited by examiner (6)
Show all

Return to Previous Page