Pat
J-GLOBAL ID:200903045424831700

有機質液体肥料の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西 孝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997069269
Publication number (International publication number):1998245290
Application date: Mar. 05, 1997
Publication date: Sep. 14, 1998
Summary:
【要約】【課題】 食品や動植物に由来する有機性廃棄物を菌類によって腐敗させることにより、良質の有機質液体肥料を安価に得ることを課題とする。【解決手段】 複数種の好気性菌を含む菌群とこれらの菌によって生成された複数種の酵素を含む酵素群とを混合してなる複合活性菌群を用い、有機性廃棄物と複合活性菌群とを投入した曝気槽内の水を所定温度に維持しつつフロックの生成を抑制又は阻止し得る大量のエアーで曝気を行い、有機性廃棄物を曝気槽内の水に強制撹拌懸濁して分解又は溶解し、有機質液体肥料として取り出す。有機性廃棄物に応じた適切な菌が酵素を生成するとともに増殖し、酵素による有機性廃棄物の分解又は溶解作用が有機性廃棄物や活動する菌に応じて段階的に又は繰り返し作用して肥料成分を含む懸濁液が得られる。多量のエアーで曝気したので、酸化速度が高まり増殖スピードが速く、腐敗臭を生ずる中間生成物が少ない。
Claim (excerpt):
食品ないし動植物に由来する有機性廃棄物を原料として有機質液体肥料を製造するに際し、複数種の好気性菌を含む菌群と上記好気性菌によって生成された複数種の酵素を含む酵素群とを混合してなる複合性活性菌群を用い、上記有機性廃棄物と複合活性菌群とを曝気槽の水中に投入し、上記曝気槽内の水を所定温度に維持しつつ、フロックの生成を抑制又は阻止し得る大量のエアーでもって曝気を行い、好気性環境を形成すると共に、複合活性菌群及び有機性廃棄物を上記曝気槽内の水に強制撹拌懸濁させ、該強制撹拌状態にて有機性廃棄物を腐敗させて生成した懸濁液を有機質液体肥料として取り出すことを特徴とする、有機質液体肥料の製造方法。
IPC (5):
C05F 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  C05F 5/00 ,  C05F 9/04 ,  C05G 5/00
FI (5):
C05F 3/00 ,  C05F 5/00 ,  C05F 9/04 ,  C05G 5/00 A ,  B09B 3/00 ZAB A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
Show all

Return to Previous Page