筒内噴射型エンジン

Inventor： , ,
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：小谷悦司 (外3名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996212786
Publication number (International publication number)：1998054245
Application date： Aug. 12, 1996
Publication date： Feb. 24, 1998
Summary：

【要約】【課題】筒内噴射型のためのインジェクタの配置スペースを確保し、かつ、スワール生成を良好に行い得るようにしつつ、燃焼室容積の増大を防止する。【解決手段】第1,第2吸気ポート6,7および第1,第2排気ポート8,9を燃焼室に開口させるとともに、吸気弁のバルブ軸線の傾き角を排気弁と比べて小さくなるようにして、燃焼室の断面形状を略台形とし、吸気ポート開口側の燃焼室側方にインジェクタを配置するようにしている。また、第1吸気ポート6を燃焼室周方向に指向させ、第1吸気ポート開口部6aから第1排気ポート開口部8aまでの燃焼室縦壁31をシリンダボア周壁に対応するように湾曲させるとともに、両吸気ポート開口部6a,7a間、および第2吸気ポート開口部7aと第2排気ポート開口部9aとの間の各燃焼室縦壁33,35を、平面視において隣合う2弁の略傘部外周に対するシリンダボア外方側接線もしくはこれよりシリンダボア内方側に突出した曲線となるように形成する。

Claim (excerpt)：

シリンダボア内に配置したピストンの上面とこれに対向するシリンダヘッド下面側の燃焼室天井部との間に燃焼室を形成し、2つの吸気ポートと2つの排気ポートとを、吸気ポート同士および排気ポート同士がそれぞれカム軸方向に並ぶような配置で燃焼室天井部に開口させるとともに、各吸気ポート及び各排気ポートを開閉する2個ずつの吸気弁及び排気弁と、吸気ポート側の側方から燃焼室内に燃料を噴射するインジェクタと、点火プラグとをシリンダヘッドに配設した筒内噴射型エンジンにおいて、シリンダボア軸線に対する吸気弁のバルブ軸線の傾き角が排気弁のバルブ軸線の傾き角よりも小さくなるようにこれらの弁を配置し、燃焼室天井部おける吸気ポート開口側の壁面及び排気ポート開口側の壁面をそれぞれ吸気弁のバルブ軸線及び排気弁のバルブ軸線と直交するように形成して、燃焼室の断面形状を略台形とし、吸気ポート開口側の燃焼室側方におけるシリンダヘッドの下部にインジェクタを配置する一方、平面視で第1の吸気ポート下流端側を燃焼室周方向に指向させ、第1吸気ポートの開口部とこれに隣合う第1の排気ポートの開口部との間における燃焼室縦壁をシリンダボア周壁に対応するように湾曲させるとともに、第1の吸気ポートの開口部と第2の吸気ポートの開口部との間及び第2の吸気ポートの開口部とこれに隣合う第2の排気ポートの開口部との間の各燃焼室縦壁を、平面視において隣合う2弁の略傘部外周に対するシリンダボア外方側接線もしくは両傘部間で該接線よりシリンダボア内方側に突出した曲線となるように形成したことを特徴とする筒内噴射型エンジン。

IPC (7)：

F02B 23/08 , F01L 1/00 , F01L 1/04 , F01L 1/26 , F01L 3/06 , F02B 17/00 , F02B 23/10

FI (9)：

F02B 23/08 D , F02B 23/08 S , F01L 1/00 A , F01L 1/04 D , F01L 1/26 D , F01L 3/06 C , F02B 17/00 D , F02B 23/10 M , F02B 23/10 D

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (9)

燃料噴射式エンジン
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平6-106042 Applicant：ヤマハ発動機株式会社
2点着火エンジン
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-346993 Applicant：マツダ株式会社
エンジンの吸気装置及び吸気供給方法
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-266071 Applicant：マツダ株式会社

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