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J-GLOBAL ID:200903050551748556

人工蝸牛の周波数分析器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 川口 嘉之 ,  松倉 秀実 ,  和久田 純一 ,  遠山 勉 ,  関根 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008275595
Publication number (International publication number):2009101166
Application date: Oct. 27, 2008
Publication date: May. 14, 2009
Summary:
【課題】電源供給のバッテリーを必要としない簡易な構成で、かつ利便性に優れ、入力された音波を特定周波数別に精度良く分解することが可能な人工蝸牛の周波数分析器を提供する。【解決手段】上部構造物100と下部構造物200とを有し、上部構造物100は、ナノワイヤー接触部120が形成されている第1基板110を備え、下部構造物200は、内部に流体が充填される空間部220が形成されている第2基板210と、基底膜230と、基底膜230に形成されている複数の電極240と、電極240の上面に形成された変形可能でかつ圧電特性を有する複数のナノワイヤー290と、を備え、下部構造物200に音波が入力されることで流体が流動し、それに伴い基底膜230が運動してナノワイヤー290がナノワイヤー接触部120に接触することで、ナノワイヤー290の圧電特性に基づいて、入力された音波の周波数に基づいた電気信号が発生する。【選択図】図5a
Claim (excerpt):
上部構造物と下部構造物とを有し、前記上部構造物と前記下部構造物とを電気的に接触させることで前記下部構造物に入力された音波の周波数に対応した電気信号を発生させ、発生した前記電気信号を神経へ伝達可能に構成されている人工蝸牛の周波数分析器であって、 前記上部構造物は、 下面に電気伝導性の高い金属でコーティングされたナノワイヤー接触部が形成されている第1基板を備え、 前記下部構造物は、 内部に流体が充填される空間部が形成され、前記上部構造物と対向する面が開放されている第2基板と、 前記空間部に充填されている流体の上面を覆うように設けられている基底膜と、 前記基底膜の上面に形成されている複数の電極と、 前記電極の上面に形成されており、前記ナノワイヤー接触部に接触する方向に変形可能に構成されている圧電特性を有する複数のナノワイヤーと、 を備え、 前記下部構造物に音波が入力されることで前記流体が流動し、それに伴い前記基底膜が運動して前記ナノワイヤーが変形し、変形した前記ナノワイヤーが前記ナノワイヤー接触部に接触することで、前記ナノワイヤーの圧電特性に基づいて、入力された音波の周波数に基づいた電気信号が発生し、当該電気信号を前記電極と電気的に接続されている神経に伝達可能に構成されていることを特徴とする人工蝸牛の周波数分析器。
IPC (2):
A61F 11/00 ,  G01H 17/00
FI (2):
A61F11/00 310 ,  G01H17/00 Z
F-Term (6):
2G064AB01 ,  2G064AB02 ,  2G064AB13 ,  2G064BA02 ,  2G064BA07 ,  2G064BD19
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
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