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J-GLOBAL ID:200903051318803942

組織切片の質量分析法による分析のための光解離または断片化により開裂可能なリンカーとの接合体の使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 吉武 賢次 ,  中村 行孝 ,  紺野 昭男 ,  横田 修孝 ,  大森 未知子
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2008515317
Publication number (International publication number):2008542783
Application date: Jun. 07, 2006
Publication date: Nov. 27, 2008
Summary:
本発明は、少なくとも1種類の(A-X)n-B接合体(式中、Aは既知分子量のタグ分子であり、Xは試料の脱離/イオン化の際に開裂されるリンカーであり、nは少なくとも1の整数であり、Bは上記タグ分子に特異的に結合する結合分子である)を用いて、組織切片における少なくとも1種類のターゲット分子マップを決定する方法に関する。MALDI質量分析法を用いるときには、上記リンカー分子Xは、上記MALDIレーザーの波長で光開裂可能であるときには、試料のレーザー照射の際の光解離によって開裂することができる。あるいは、UV-MALDI、IR-MALDI、SIMSまたはDESI質量分析法を用いるときには、上記リンカー分子Xは、試料の脱離/イオン化の際に断片化によって開裂することができる。
Claim (excerpt):
組織切片における少なくとも1種類のターゲット分子マップを決定する方法であって、 a) 上記組織切片を少なくとも1種類の(A-X)n-B接合体 (上記式中、 Aは、既知分子量のタグ分子であり、 Xは、試料の脱離/イオン化中に開裂されるリンカーであり、 nは、少なくとも1の整数であり、 Bは、上記ターゲット分子に特異的に結合する結合分子であり、かつ それぞれ異なるB分子が異なるAタグ分子に連結される) とハイブリダイズさせること; b) 組織切片表面を走査し、それぞれの隣接スポットを質量分析計で分析すること(ここで、上記リンカーXは、試料の脱離/イオン化中に開裂され、それぞれのスポットで得られるデータは保存される);および c) それぞれの異なるタグ分子の分子質量ウインドウで得られたデータを解析して、異なる検討したターゲット分子の数と同じ数の組織切片のマップを作製すること を含んでなる、方法。
IPC (3):
G01N 27/62 ,  G01N 33/53 ,  G01N 27/64
FI (4):
G01N27/62 Y ,  G01N33/53 Y ,  G01N27/62 V ,  G01N27/64 B
F-Term (6):
2G041CA01 ,  2G041DA16 ,  2G041EA12 ,  2G041FA10 ,  2G041FA11 ,  2G041FA12
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