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J-GLOBAL ID:200903060172817481

伐採木、伐採根あるいは剪定枝の堆肥化方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤吉 繁 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2001255882
Publication number (International publication number):2003063885
Application date: Aug. 27, 2001
Publication date: Mar. 05, 2003
Summary:
【要約】【課題】 樹木を伐採したときや剪定したときは大量の枝葉が発生するが、これらは処理が大変面倒であった。枝葉を破砕機でチップ状にして、これから堆肥を作ることも試みられているが、木質チップは発酵分解がむずかしく、芯の部分が未分解状態で残りやすく、良質の堆肥にはならなかった。【解決手段】 好気性微生物と共に空気の乏しい環境下でも生育可能な嫌気性傾向を持った微生物を含む下水汚泥を発酵させた堆肥化促進材を散布した後、深さ10〜15cm程度まで掘削攪拌した堆積床上に、伐採木、伐採根あるいは剪定枝を破砕したチップと前記堆肥化促進材とを適度の保湿状態で交互に層状に堆積すると共に、下方に位置した一つの層には苦土石灰を散布し、周壁面の安息角が約60°になる様に台形状に転圧整形し、地表面から堆積高さの1.5〜2割程度の高さまでの部分を除いて防水シートで覆い、更にその上部に厚めの黒色系シートを重畳した状態にして発酵を開始させ、約60日経過後に切返しを行い、仕込み後約6ケ月経過後に再度切返しを行い、堆肥として完成させる。
Claim (excerpt):
好気性微生物と共に空気の乏しい環境下でも生育可能な嫌気性傾向を持った微生物を含む下水汚泥を発酵させた堆肥化促進材を散布した後、深さ10〜15cm程度まで掘削攪拌した堆積床上に、伐採木、伐採根あるいは剪定枝を破砕したチップと前記堆肥化促進材とを適度の保湿状態で交互に層状に堆積すると共に、下方に位置した一つの層には苦土石灰を散布し、周壁面の安息角が約60°になる様に台形状に転圧整形し、水分の蒸散と雨による余分の水分の供給を阻止する為、地表面から堆積高さの1.5〜2割程度の高さまでの部分を除いて防水シートで覆い、更にその上部に熱吸収を高める為、厚めの黒色系シートを重畳した状態にして発酵を開始させ、約60日経過後に均一な発酵促進の為、切返しを行い、仕込み後約6ケ月経過後に均一化の為再度切返しを行い、堆肥として完成させることを特徴とする伐採木、伐採根あるいは剪定枝の堆肥化方法。
IPC (2):
C05F 11/00 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2):
C05F 11/00 ,  B09B 3/00 ZAB A
F-Term (13):
4D004AA12 ,  4D004BA04 ,  4D004CA04 ,  4D004CA18 ,  4D004CC20 ,  4H061AA02 ,  4H061CC20 ,  4H061CC41 ,  4H061CC51 ,  4H061GG43 ,  4H061GG49 ,  4H061LL05 ,  4H061LL07
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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