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J-GLOBAL ID:200903062073060355

磁気共鳴力顕微鏡

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (6): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006055443
Publication number (International publication number):2007232596
Application date: Mar. 01, 2006
Publication date: Sep. 13, 2007
Summary:
【課題】MRI像の理解を一層深めることのできる磁気共鳴力顕微鏡を提供する。【解決手段】高周波磁場発生装置31が試料21の全体に均一に発生した高周波磁場中で、カンチレバー自己励振ループ部が前記カンチレバー23を自己励振した状態で、試料21(検体)のスピンを制御して磁気共鳴力を発生させ、周波数復調器26が磁気共鳴力に基づいた前記カンチレバー変位計測器29の検出信号から前記カンチレバーの共振周波数を計測し、かつカンチレバーの共振周波数シフトを計測し、カンチレバーの共振周波数のシフト量の直流成分Δνが一定となるようにスキャナー22を制御して試料21表面から探針24先端までの距離Zを調整して、試料21の原子間力像(AFM)をスキャナー駆動電源25が生成し、周波数復調器26での前記カンチレバーの共振周波数シフト量の交流成分δνに応じて磁気共鳴力像(MRFM)を位相検波器34が生成する。【選択図】図3
Claim (excerpt):
試料の磁気共鳴力像を撮影する磁気共鳴力顕微鏡において、 先端に探針を備えてなり、探針と試料の局所部分との間に発生する相互作用に基づいた変位距離を検出するカンチレバーと、 前記カンチレバーの前記探針に対して、載置された試料を相対的に走査するスキャナー部と、 前記カンチレバーの前記変位距離を電気信号に変換するカンチレバー変位計測部と、 前記カンチレバー変位計測部の検出信号に基づいて前記カンチレバーを自己励振するカンチレバー自己励振ループ部と、 前記スキャナー部により相対的に走査される前記試料の全体に均一な高周波磁場を発生させる高周波磁場発生部と、 前記高周波磁場発生部に対して磁場中にある試料が磁気共鳴を起こすのに適した周波数を持つ高周波信号を周期的に変調して発生する高周波信号源と、 前記高周波信号源に対して周期的な変調信号を供給する変調信号源と、 前記変調信号源から供給された周期的な変調信号に基づいて前記高周波信号源が周期的に変調して発生した高周波信号により前記高周波磁場発生部が前記試料の全体に均一に発生した高周波磁場中で、前記カンチレバー自己励振ループ部が前記カンチレバーを自己励振した状態で、前記試料の検体のスピンを制御して磁気共鳴力を発生させ、前記磁気共鳴力の勾配に基づいた前記カンチレバー変位計測部の検出信号から前記カンチレバーの共振周波数を計測し、かつカンチレバーの共振周波数シフトを計測する周波数復調部と、 前記カンチレバーの共振周波数のシフト量の直流成分が一定となるように前記スキャナー部を制御して前記試料表面から前記探針先端までの距離を調整し、前記試料の原子間力像を生成する原子間力像生成部と、 前記周波数復調部での前記カンチレバーの共振周波数シフト量の交流成分に応じて磁気共鳴力像を生成する磁気共鳴力像生成部とを含むことを特徴とする磁気共鳴力顕微鏡。
IPC (2):
G01N 13/22 ,  G01B 7/34
FI (3):
G01N13/22 A ,  G01N13/22 B ,  G01B7/34 Z
F-Term (12):
2F063AA43 ,  2F063BB03 ,  2F063DA01 ,  2F063DA04 ,  2F063DB05 ,  2F063EA20 ,  2F063EB23 ,  2F063LA05 ,  2F063LA06 ,  2F063LA08 ,  2F063LA11 ,  2F063LA18
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 米国特許5266896号公報
  • 特公平7-69289号公報
Cited by examiner (8)
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