Pat
J-GLOBAL ID:200903065988652083
有機性廃水処理装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
畑中 芳実 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995187955
Publication number (International publication number):1997010793
Application date: Jun. 30, 1995
Publication date: Jan. 14, 1997
Summary:
【要約】【目的】 浮遊汚泥による嫌気-無酸素-好気法を使用した有機性廃水処理装置の好気性槽に固定床担体を配置するに当たり、好気性槽に配置した固定床担体にイトミミズが過剰増殖して付着することを防止し、処理水の水質低下や、スカム、悪臭の発生を抑制しつつ、好気性槽における硝化反応を良好かつ効率的に行って、被処理水の滞留時間の短時間化を図る。【構成】 好気性槽6を上流側から下流側にかけて配列された2つの分割槽42、44に分割し、後段分割槽44に固定床担体46を設置する。また、後段分割槽44に固定床担体46を定期的に洗浄するための洗浄機構48を設ける。この場合、固定床担体46としては、ネット状担体を用いることが好ましい。さらに、好気性槽6の流入部より上流側に、被処理水中に存在する繊維質を捕捉するための繊維質捕捉部材50を設置することが望ましい。
Claim (excerpt):
前段側から後段側にかけて順次設置された嫌気性槽、無酸素槽、好気性槽及び沈澱槽と、沈殿槽で分離した汚泥の一部を返送汚泥として嫌気性槽に送る返送汚泥管と、好気性槽における好気性処理で生じた汚泥混合水の一部を循環混合水として無酸素槽に送る混合水循環管とを具備し、リン、窒素及びBOD成分を含む有機性廃水を嫌気性槽に供給するとともに、返送汚泥管を通して沈澱槽から嫌気性槽に返送汚泥を供給して、該嫌気性槽で嫌気性処理を行い、次いで嫌気性槽における嫌気性処理で生じた汚泥混合水を無酸素槽に供給するとともに、混合水循環管を通して好気性槽から無酸素槽に循環混合水を供給して、該無酸素槽で無酸素処理を行い、次いで無酸素槽における無酸素処理で生じた汚泥混合水を好気性槽に供給して、該好気性槽で好気性処理を行うとともに、好気性槽における好気性処理で生じた汚泥混合水の一部を前記循環混合水とし、次いで好気性槽における好気性処理で生じた汚泥混合水の残部を沈澱槽に供給して、該沈澱槽で固液分離を行い、分離した汚泥の一部を前記返送汚泥とするとともに、残部を余剰汚泥として系外に取り出す有機性廃水処理装置において、前記好気性槽を上流側から下流側にかけて配列された2以上の分割槽により構成し、最前段の分割槽より後段の分割槽の少なくとも1つに固定床担体を設置するとともに、固定床担体を設置した分割槽に該固定床担体を洗浄する洗浄機構を設けたことを特徴とする有機性廃水処理装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
-
窒素・リン含有有機性排水の処理方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平5-108772
Applicant:荏原インフィルコ株式会社, 株式会社荏原総合研究所
-
有機性汚水の処理方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平4-223533
Applicant:荏原インフィルコ株式会社, 株式会社荏原総合研究所
Return to Previous Page