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J-GLOBAL ID:200903067871694772

アルカリ金属とアルカリ金属合金を含有するシリカゲル組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 田中 光雄 ,  田村 恭生 ,  北原 康廣
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006541648
Publication number (International publication number):2007520407
Application date: Nov. 24, 2004
Publication date: Jul. 26, 2007
Summary:
本発明は、シリカゲル及びアルカリ金属若しくはアルカリ金属合金を含有する1族金属/シリカゲル組成物に関する。本発明による組成物は、段階0の物質、段階Iの物質、段階IIの物質及び段階IIIの物質として記載される。これらの物質は、調製法と化学的反応性の点で相違する。各々の連続的段階の物質は、下記の方法を用いて直接的に調製してもよく、或いは、先行段階の物質から調製してもよい。段階0の物質は、例えば、等温条件下又は室温若しくは室温よりも僅かに高い温度においてNaとKの液状合金をシリカゲル(多孔性SiO2)に急激に吸収させることにより、親金属の大部分の還元能を保持する弛緩性黒色粉末を形成させることによって調製してもよい。融点の低い1族金属をシリカゲルに吸収させると、穏やかな発熱反応によって段階Iの物質が形成される(該物質は、乾燥空気中では不安定な弛緩性の黒色粉末である)。段階Iの物質を400°Cまで加熱すると、段階IIの物質が形成される(該物質も弛緩性黒色粉末である)。この物質をさらに400°Cよりも高い温度まで加熱すると段階IIIの物質が形成される。この際、1族金属の一部が放出される。段階Iの物質、段階IIの物質及び段階IIIの物質は、1族金属の吸収後にシリカゲルを還元させると考えられる。本発明による好ましい1族金属/シリカゲル組成物は、ナトリウム、カリウム又はナトリウム-カリウム合金を含有するものであるが、ナトリウム及びナトリウム-カリウム合金を含有するものが最も好ましい。本発明による1族金属/シリカゲル組成物を各段階の物質は、アルカリ金属とこれらの合金に対して知られている方法と同じ方法において、多数の還元性有機物質と反応する還元剤として使用してもよい。
Claim (excerpt):
液状1族金属をシリカゲルの細孔へ吸収させるのに十分な等温条件下での不活性雰囲気中において、液状1族金属とシリカゲルを混合させることによって得られる生成物を含有する1族金属/シリカゲル組成物であって、乾燥酸素と反応する該組成物。
IPC (8):
C01B 3/08 ,  C01B 33/157 ,  C07C 5/11 ,  C07C 13/58 ,  C07C 1/26 ,  C07C 15/18 ,  C07C 1/32 ,  C07C 15/14
FI (8):
C01B3/08 A ,  C01B33/157 ,  C07C5/11 ,  C07C13/58 ,  C07C1/26 ,  C07C15/18 ,  C07C1/32 ,  C07C15/14
F-Term (27):
4G072AA38 ,  4G072BB05 ,  4G072BB15 ,  4G072CC10 ,  4G072GG02 ,  4G072GG03 ,  4G072JJ08 ,  4G072MM38 ,  4G072RR13 ,  4G072RR21 ,  4G072SS20 ,  4G072TT08 ,  4G072UU30 ,  4H006AA02 ,  4H006AC11 ,  4H006AC22 ,  4H006AC24 ,  4H006BA02 ,  4H006BA04 ,  4H006BA81 ,  4H006BA85 ,  4H039CA19 ,  4H039CA40 ,  4H039CA41 ,  4H039CB10 ,  4H039CD20 ,  4H039CD60
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
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