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J-GLOBAL ID:200903069605970619

膨張コンクリートの膨張応力の推定方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 衡田 直行
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004185827
Publication number (International publication number):2006010420
Application date: Jun. 24, 2004
Publication date: Jan. 12, 2006
Summary:
【課題】水和熱による温度の変動下での膨張応力の値を、高い精度で推定し得る膨張コンクリートの膨張応力の推定方法を提供する。【解決手段】A)拘束鋼材を含む膨張コンクリートを対象に、所定の材齢及び温度下で、複数の拘束鋼材比と、該比の各々における膨張歪の値の関係式によって、見かけの膨張歪及び見かけのヤング係数を定める工程と、B)前記A)を複数の材齢で行い、材齢と見かけの膨張歪(及び見かけのヤング係数)の関係曲線を定める工程と、C)前記B)を複数の温度で行い、前記材齢と見かけの膨張歪の関係曲線を温度毎に定める工程と、D)前記C)の関係曲線と、膨張コンクリートの温度履歴とから、該温度履歴を考慮した材齢と見かけの膨張歪の関係曲線を定める工程と、E)前記D)で定めた関係曲線と、前記B)で定めた材齢と見かけのヤング係数の関係曲線とから、膨張応力を推定する工程を含む。【選択図】図5
Claim (excerpt):
(A)拘束鋼材を含む膨張コンクリートを対象にして、所定の材齢及び所定の温度において、適宜定めた複数の拘束鋼材比と、該拘束鋼材比の各々における膨張ひずみの実測値の関係式である次式(1)によって、見かけの膨張ひずみ(εcfa)及び見かけのヤング係数(Eca)を定めるステップと、 εs=εcfa/{1+p・Es/Eca} (1) (式中、εsは膨張ひずみの実測値、εcfaは見かけの膨張ひずみ、pは拘束鋼材比、Esは鋼材のヤング係数、Ecaは見かけのヤング係数である。) (B)ステップ(A)を複数の材齢について行ない、材齢と見かけの膨張ひずみ(εcfa)の関係曲線、及び、材齢と見かけのヤング係数(Eca)の関係曲線を定めるステップと、 (C)ステップ(B)を複数の温度について行ない、材齢と見かけの膨張ひずみ(εcfa)の関係曲線をこれらの温度毎に定めるステップと、 (D)ステップ(C)で定めた材齢と見かけの膨張ひずみ(εcfa)の温度毎の関係曲線と、材齢と膨張コンクリートの温度の関係曲線とに基づいて、膨張コンクリートの温度履歴を考慮した材齢と見かけの膨張ひずみ(εcfa)の関係曲線を定めるステップと、 (E)ステップ(D)で定めた関係曲線と、ステップ(B)で定めた材齢と見かけのヤング係数(Eca)の関係曲線とに基づいて、膨張コンクリートにおける材齢と膨張応力の関係曲線を定めるステップと を含むことを特徴とする膨張コンクリートの膨張応力の推定方法。
IPC (2):
G01L 1/00 ,  G01N 33/38
FI (2):
G01L1/00 M ,  G01N33/38
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (3)

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