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J-GLOBAL ID:200903074064487549

CIS系薄膜太陽電池モジュールの構成部材回収方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 田中 康博
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002353666
Publication number (International publication number):2004186547
Application date: Dec. 05, 2002
Publication date: Jul. 02, 2004
Summary:
【課題】CIS系薄膜太陽電池モジュール及びデバイスの各構成部材を簡単且つ低コストで分離回収し、再使用可能な回収部材については再使用する。【解決手段】CIS系薄膜太陽電池モジュールから周辺部材を除去する前処理工程P1と、該モジュールからカバーガラスを分離する工程P2と、該モジュールのデバイス部分の窓層及びバッファー層を酢酸により化学的に溶解除去する工程P3と、該デバイスの光吸収層をスクレーピングにより機械的に除去する工程P4と、該デバイスの金属裏面電極を硝酸により溶解除去する工程P5と、残った基板(青板ガラス)を回収する工程P6とからなる。前記基板、該デバイス部を構成する窓層バッファー層及び、光吸収層については再使用する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
CIS系薄膜太陽電池モジュールの構成部材回収方法であって、 前記CIS系薄膜太陽電池モジュールは、受光面とは反対の面から基板、金属裏面電極、CIS系薄膜からなる光吸収層、高抵抗バッファー層、窓層の順に、積層したCIS系薄膜太陽電池デバイスと、前記CIS系薄膜太陽電池デバイスの窓層の上面に封止材を介して設置されたカバーガラスと、前記CIS系薄膜太陽電池デバイスの基板の下面に設置されたバックシート及び電気配線用接続箱と、前記カバーガラス、バックシート及び電気配線用接続箱等が設置されたCIS系薄膜太陽電池デバイスの側面の周囲にシール材を介して設置されたフレームとからなり、 前記CIS系薄膜太陽電池モジュールからフレーム、シール材、バックシート、電気配線用接続箱等の周辺部材を除去する前処理工程と、 前記CIS系薄膜太陽電池デバイスの窓層の上面に封止材を介してカバーガラスを設置した前記前処理後のCIS系薄膜太陽電池モジュールからカバーガラスを加熱分離するカバーガラス分離工程と、 前記カバーガラス除去後のCIS系薄膜太陽電池モジュールのCIS系薄膜太陽電池デバイスの窓層及びバッファー層を下層の光吸収層が溶解しない程度の弱酸により化学的に溶解除去する窓層及びバッファー層溶解除去工程と、 前記窓層及びバッファー層除去後のCIS系薄膜太陽電池デバイスの光吸収層をスクレーピングにより機械的に除去する光吸収層除去工程と、 前記光吸収層除去後のCIS系薄膜太陽電池デバイスの金属裏面電極を強酸により溶解除去する金属裏面電極溶解除去工程と、 残ったCIS系薄膜太陽電池デバイスの基板を回収する基板回収工程と、 からなることを特徴とするCIS系薄膜太陽電池モジュールの構成部材回収方法。
IPC (1):
H01L31/04
FI (1):
H01L31/04 E
F-Term (5):
5F051AA10 ,  5F051BA11 ,  5F051FA02 ,  5F051FA06 ,  5F051GA03
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
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