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J-GLOBAL ID:200903074298611790

液体の微生物汚染の定量方法とその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 広瀬 章一
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998509157
Publication number (International publication number):2000517171
Application date: Jul. 25, 1997
Publication date: Dec. 26, 2000
Summary:
【要約】標準的ならせん巻きカートリッジフィルターに代えて、遮蔽されていないメンブランフィルター要素を備えた使い捨て濾過カプセルを使用すると、液体、特に表層水、井戸水、水道水等における微生物のより迅速かつ定量的な濾過、回収および定量が可能になる。このカプセルは、試験する水サンプル量の著しい減少を可能にし、交差汚染の危険性を実質的に最小限にし、そして輸送に対して漏れ防止性の容器を提供する。実験室員の感染の危険性と分析時間の両者が低減する。ジアルジア(Giardia)およびクリプトスポリジウム(Cryptosporidium)のような微生物汚染の測定コストが著しく低減し、同時に測定の精度および信頼性が増大する。
Claim (excerpt):
微生物の含有が疑われる流体サンプル中の微生物を定量するための改良方法であって、 (a) 微生物の含有が疑われるサンプル供給源を使い捨て濾過カプセルのサンプル入口に接続し; (b) 既知量の前記微生物含有が疑われる流体サンプルを、前記使い捨て濾過カプセルに通して流し;該使い捨て濾過カプセルは、サンプル入口および出口を備えたポリマー製ハウジングからなり、このサンプル入口と出口の間に、遮蔽されていないメンブランフィルター要素が、該サンプル入口から該出口に向かって流れる全流体が必ず該メンブランフィルターを通過するように配置され、ここで微生物を含有する沈降物は該フィルター膜の上流側に捕捉され、該カプセルは溶離有効空隙容積を有しており; (c) 該使い捨て濾過カプセルの上流側から液体および沈降物を、初期溶出液として該サンプル入口からデカンテーションし; (d) 場合により、該使い捨て濾過カプセルの該上流側に少なくとも1容積の溶離液を加え、該使い捨て濾過カプセルを攪拌して残留する沈降物の少なくとも一部を再懸濁させ、沈降物溶出液をデカンテーションし; (e) 場合により、工程(d)を反復してさらに溶出液をデカンテーションし; (f) 場合により、前記初期溶出液と前記その後の溶出液の1または2以上を合わせて、混合溶出液を形成し; (g) 場合により、該初期溶出液、該その後の溶出液、および/または該混合溶出液の1または2以上を濃縮して、濃縮溶出液を形成し;そして (h) 該初期溶出液、該その後の溶出液、該混合溶出液および/または該濃縮溶出液からの1種または2種以上の標的微生物を定量する;ことを含む改良方法。
IPC (3):
C12Q 1/06 ,  C12M 1/12 ,  C12M 1/34
FI (3):
C12Q 1/06 ,  C12M 1/12 ,  C12M 1/34 D
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
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