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J-GLOBAL ID:200903074388032870

開始剤系および該開始剤を使用して製造された接着組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 石田 敬 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997509256
Publication number (International publication number):1999512123
Application date: Jun. 13, 1996
Publication date: Oct. 19, 1999
Summary:
【要約】(1)オルガノボランアミン複合体と(2)好ましくは同一分子内に少なくとも1個の遊離基重合可能基と少なくとも1個のアミン反応基を含む二反応性デコンプレクサーとを含むアクリルモノマーの重合を開始するための系。このデコンプレクサーはアクリルモノマーともアミン複合体とも共有結合を形成することができ、結果として移動性構成物のレベルが低下する。さらに、開始剤系のオルガノボランアミン複合体がポリアミン化合物を含むとき、改良された溶剤抵抗性を有する重合したアクリル組成物が都合よく提供される。
Claim (excerpt):
1.(1)オルガノボランアミン複合体と(2)二反応性デコンプレクサーとを含む、アクリルモノマーの重合を開始することができる開始剤系。 2.前記デコンプレクサーは同一分子内に少なくとも1個の遊離基重合可能基と少なくとも1個のアミン反応基を含む請求項1に記載の開始剤系。 3.前記デコンプレクサーは同一分子内に少なくとも1個のアルケン基と少なくとも1個のイソシアネート基を含む請求項1に記載の開始剤系。 4.前記デコンプレクサーは同一分子内に少なくとも1個のアクリル基と少なくとも1個のイソシアネート基を含む請求項1に記載の開始剤系。 5.前記デコンプレクサーはアクリルモノマーと共有結合を形成することができる基を含有するヒドロキシル化合物とポリイソシアネートとの反応生成物を含む請求項1に記載の開始剤系。 6.前記ヒドロキシル化合物は構造:を有し、式中、R1は水素、メチル、エチルおよび塩素から成る群から選択され、R2はアルキル基から成る群から選択され、Xは酸素およびNR3から成る群から選択され、R3は水素およびアルキル基から成る群から選択される請求項1に記載の開始剤系。 7.前記ヒドロキシル化合物は構造:を有し、式中、R1は水素、メチル、エチルおよび塩素から成る群から選択され、R2はアルキル基から成る群から選択され、Xは酸素およびNR3から成る群から選択され、R3は水素およびアルキル基から成る群から選択され、R4はアルキル基から成る群から選択され、mは1以上の整数である請求項5に記載の開始剤系。 8.a)少なくとも1種のアクリルモノマーと、 b)請求項1に記載の開始剤系とを含む、重合可能なアクリル組成物。 9.請求項8に記載の重合可したアクリル接着組成物。 10.第1基材、第2基材および第1基材と第2基材を接着する請求項9に記載の重合したアクリル接着組成物を含む接着複合材。 11.前記基材の少なくとも一方が低エネルギー表面を有する請求項10に記載の接着複合材。 12.少なくとも1種のアクリルモノマーの重合を開始する方法であって、 a)少なくとも1種のアクリルモノマーを提供する工程と、 b)少なくとも1種のアクリルモノマーと重合開始剤系の成分とを配合する工程であって、前記系は i)オルガノボランアミン複合体と、 ii)少なくとも1個のアクリル基と少なくとも1個のイソシアネート基とを含むデコンプレクサーであって、オルガノボランを遊離して少なくとも1種のアクリルモノマーの重合を開始するためにアミンと反応性であるデコンプレクサーの有効量とを含む工程と、 c)少なくとも1種のアクリルモノマーの重合を開始する工程とを含む前記方法。 13.アクリルモノマーのオルガノボラン開始重合によって得られた重合したアクリル接着組成物の溶剤抵抗性を高める方法であって、 a)少なくとも1種のアクリルモノマーを提供する工程と、 b)二反応性デコンプレクサーを提供する工程と、 c)二反応性デコンプレクサーと少なくとも1種のアクリルモノマーを配合する工程と、 d)オルガノボランポリアミン複合体を提供して工程c)で形成された配合物に配合し、その結果、複合体のポリアミン部分が二反応性デコンプレクサーと反応して共有結合し、その結果、複合体のオルガノボラン部分を遊離する工程と、 e)複合体の遊離されたオルガノボラン部分によって少なくとも1種のアクリルモノマーの重合を開始し、溶剤抵抗性アクリル接着組成物が得られるまで重合を持続する工程とを含む前記方法。
IPC (4):
C08F 4/52 ,  B32B 27/30 ,  C08F 20/00 ,  C09J133/00
FI (4):
C08F 4/52 ,  B32B 27/30 A ,  C08F 20/00 ,  C09J133/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (6)
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