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J-GLOBAL ID:200903080604463954

新規なヒトNK▲下3▼受容体選択的拮抗性化合物、これらを得るための方法、及びこれらを含有する薬学的組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997511718
Publication number (International publication number):1999514983
Application date: Sep. 13, 1996
Publication date: Dec. 21, 1999
Summary:
【要約】式(I)の化合物、これらを得るための方法、及びこれらを含有する薬学的組成物が開示される。該化合物は、ヒトNK3受容体拮抗薬として有用である。
Claim (excerpt):
下式の化合物及び適切な場合には鉱酸又は有機酸とのその塩。 但し、 - R1は水素である。 - R2はメチルである。 - 又はR1及びR2は一緒になって-(CH2)3-又は-(CH2)4-基を形成する。 - Ar1は、無置換フェニル又は、ハロゲン原子、ヒドロキシル、(C1-C4)アルコキシ、(C1-C4)アルキル、トリフルオロメチル及びメチレンジオキシから選択される置換基で一置換又は多置換されたフェニル(前記置換基は同じであるか又は異なっている。);無置換チエニル又はハロゲン原子で置換されたチエニル;無置換ベンゾチエニル又はハロゲン原子で置換されたベンゾチエニル;無置換ナフチル又はハロゲン原子で置換されたナフチル;無置換インドリル又は(C1-C4)アルキル又はベンジルでN-置換されたインドリル;無置換イミダゾリル又はハロゲン原子で置換されたイミダゾリル;無置換ピリジル又はハロゲン原子で置換されたピリジル;又はビフェニルである。 - Tは、-CH2-基;-CO-基;-COO-基;又は-CONR3-基(但し、R3は水素又は(C1-C4)アルキルである。)である。 - Aは、直接の結合;-(CH2)t-基(但し、tは1、2又は3である。);又はビニレン基である。 - 又は-T-A-は-SO2-基である。 - Zは、任意に置換された、単環、二環又は三環性芳香族又はヘテロ芳香族基である。並びに、 - Bは、 -i - 下式のB1基、 但し、J1は、 -i1 下式の基であるか、 但し、 - xはゼロ又は1である。 - Ar2は、無置換フェニル又は、ハロゲン原子、ニトロ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ及びメチレンジオキシから選択される置換基で一置換又は多置換されたフェニル(前記置換基は同じであるか又は異なっている。);ピリジル;チエニル;ピリジミル;又はイミダゾリルであって無置換であるか又は(C1-C4)アルキルで置換されたものである。及び - X1は、下記から選択される基である。 (1)水素; (2)(C1-C7)アルキル; (3)ホルミル; (4)(C1-C7)アルキルカルボニル; (5)-(CH2)m-OR4; (6)-(CH2)m-OCOR5; (7)-(CH2)m-OCONH-(C1-C7)アルキル; (8)-O-CH2CH2-OR6; (9)-(CH2)n-SR7; (10)-CH2-S(O)j-(C1-C7)アルキル; (11)-NR8R9; (12)-(CH2)p-NR10R11; (13)-NR12COR13; (14)-NR14COCOR15; (15)-(CH2)p-NR14C(=W1)R16; (16)-(CH2)m-NR14COOR17; (17)-(CH2)m-NR14SO2R18; (18)-(CH2)m-NR14C(=W1)NR19R20; (19)-(CH2)n-COOR21; (20)-(CH2)n-C(=W1)NR19R20; (21)-CO-NR22-NR23R24; (22)-CN; (23) (24) - 又はX1は、これが結合している炭素原子及びピペリジン環の隣接炭素原子との間で二重結合を形成する。 ここで、これらの基において、 - mはゼロ、1又は2である。 - nはゼロ又は1である。 - pは1又は2である。 - jは1又は2である。 - W1は酸素原子又は硫黄原子である。 - R4は水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R5は、水素;(C1-C7)アルキル;(C3-C7)シクロアルキルであって無置換であるか、又は1以上のメチルで置換されたもの;フェニル;又はピリジルである。 - R6は、水素;(C1-C7)アルキル;ホルミル;又は(C1-C7)アルキルカルボニルである。 - R7は、水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R8及びR9は、各々独立に、水素又は(C1-C7)アルキルであり、R9は(C3-C7)シクロアルキルメチル、ベンジル又はフェニルでもありうる。 - 又は、R8及びR9は、これらが結合している窒素原子と一緒になってアゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、パーヒドロアゼピン及びピペラジンであって、無置換であるか又は4-位が(C1-C4)アルキルで置換されたものから選択されるヘテロ環を形成する。 - R10及びR11は各々独立に、水素又は(C1-C7)アルキルであり、R11は(C3-C7)シクロアルキルメチル又はベンジルでもありうる。 - R12は水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R13は水素;(C1-C7)アルキル;(C3-C7)シクロアルキルであって、無置換であるか、又は1以上のメチルで置換されたもの;フェニル;ベンジル;ビニル;ピリジル;フリル;チエニル;ピロリル;又はイミダゾリルである。 - 又はR12及びR13は一緒になって-(CH2)u-基(但し、uは3又は4である。)となる。 - R14は水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R15は(C1-C4)アルコキシである。 - R16は、水素;(C1-C7)アルキル;(C3-C7)シクロアルキルであって、無置換であるか、又は1以上のメチルで置換されたもの;フェニル;ベンジル;ビニル;ピリジル;フリル;チエニル;ピロリル;又はイミダゾリルである。 - R17は(C1-C7)アルキル又はフェニルである。 - R18は、(C1-C7)アルキル;遊離のアミノ又は1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されたアミノ;又は無置換フェニル又は、ハロゲン原子、(C1-C7)アルキル、トリフルオロメチル、ヒドロキシル、(C1-C7)アルコキシ、カルボキシル、(C1-C7)アルコキシカルボニル、(C1-C7)アルキルカルボニルオキシ、シアノ、ニトロ、及び、遊離又は1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されたアミノから選択される置換基で一置換又は多置換されたフェニル(前記置換基は同じであるか、異なっている。)である。 - R19及びR20は、各々独立に、水素又は(C1-C7)アルキルであり、R20は(C3-C7)シクロアルキル;(C3-C7)シクロアルキルメチル;ヒドロキシル;(C1-C4)アルコキシ;ベンジル;フェニル;又は、ヒドロキシル、(C1-C3)アルコキシ、フェニル、カルボキシル、(C1-C3)アルコキシカルボニル又は、無置換であるか、1若しくは2の(C1-C7)アルキルで置換されたカルバモイルで置換された(C1-C7)アルキルでもありうる。 - 又はR19及びR20は、これらが結合している窒素原子と一緒になってアゼチジン、ピロリジン、ピペリジン、モルホリン、チオモルホリン、パーヒドロアゼピン及びピペラジンであって、無置換であるか、4-位が(C1-C4)アルキルで置換されたものから選択されるヘテロ環を形成する。 - R21は水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R22は水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R23及びR24は各々独立に、水素又は(C1-C7)アルキルである。 - R25は水素又は(C1-C7)アルキルである。及び - R26及びR27は各々独立に、水素又は(C1-C7)アルキルであり、R27はホルミル又は(C1-C7)アルキルカルボニルでもありうる。 -i2- 若しくは下記の基であるか、 但し、Ar2は先に定義したとおりである。 -i3- 若しくは下記の基であるか、 但し、Ar2は先に定義したとおりである。 -i4- 若しくは下記の基であるか、 但し、Ar2は先に定義したとおりである。 -i5- 若しくは下記の基であるか、 但し、 - Ar2は先に定義したとおりである。 - Am1は2つの(C1-C4)アルキルで置換されたアミノ基である。及び - rは2又は3である。 -i6- 若しくは下記の基である。 但し、 - Ar2は先に定義したとおりである。 - W2は酸素原子;硫黄原子;スルフィニル;スルホニル;又は-NL1-基である。 - L1基は水素;(C1-C4)アルキル;(C1-C4)アルキルカルボニル;又は-(CH2)v-Am2である。 - vは1、2又は3である。及び - Am2は、無置換又は(C1-C4)アルキルで一置換又は二置換されたアミノ基であり、Am2はピロリジノ、ピペリジノ又はモルホリノ基でもありうる。 -ii - 又は下式のB2基、 但し、J2は、 -ii1- 下式の基であるか、 -ii2- 若しくは下式の基であるか、 -ii3- 若しくは下式の基であるか、 -ii4- 若しくは下式の基であるか、 -ii5- 若しくは下式の基である。 但し、 - Ar2は先に定義したとおりである。 - rは2又は3である。 - Am1は先に定義したとおりである。 -iii - 又は下式のB3基、 但し、 - J3は下記の基である。 但し、 - W3は酸素原子;硫黄原子;又はNR30基(但し、R30は水素又は(C1-C3)アルキルである。 - R28は水素:(C1-C6)アルキル;(C3-C6)アルケニルであって、1のビニル炭素原子が窒素原子と結合していないもの;2-ヒドロキシエチル;(C3-C7)シクロアルキル;無置換フェニル又は、ハロゲン原子、トリフルオロメチル、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ニトロ、アミノ及びヒドロキシルから選択される置換基で1置換又は多置換されたフェニル(前記置換基は同じであるか、又は異なっている。);又はヘテロ原子として1又は2の窒素原子を含有する6員ヘテロ芳香族であって、前記ヘテロアリールが無置換であるか、又はハロゲン原子、トリフルオロメチル、(C1-C4)アルキル、(C1-C4)アルコキシ、ニトロ、アミノ及びヒドロキシルから選択される置換基で一置換又は多置換されているもの(前記置換基は同じであるか、又は異なっている。)である。 - R29は水素;無置換又はヒドロキシル及び/又は1、2又は3のフッ素原子で置換された(C1-C6)アルキル;(C3-C6)シクロアルキル;(C1-C5)アルコキシ(W3が酸素原子である場合のみ);(C3-C6)シクロアルコキシ(W3が酸素原子である場合のみ);又は0から7の炭素原子を含有する-NR31R32[但し、R29は、同時にW3が酸素であり、R28が無置換フェニル又は、ハロゲン原子、ニトロ、ヒドロキシル、トリフルオロメチル、(C1-C4)アルキル及び(C1-・・・
IPC (26):
C07D211/26 ,  A61K 31/00 ,  A61K 31/00 609 ,  A61K 31/00 625 ,  A61K 31/00 643 ,  A61K 31/445 ,  A61K 31/445 605 ,  A61K 31/445 606 ,  A61K 31/445 614 ,  A61K 31/445 615 ,  A61K 31/535 606 ,  A61K 31/55 ,  C07D211/32 ,  C07D211/56 ,  C07D211/58 ,  C07D211/60 ,  C07D211/62 ,  C07D211/66 ,  C07D401/06 223 ,  C07D401/14 209 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211 ,  C07D409/14 211 ,  C07D413/14 211 ,  C07D417/14 211 ,  C07D471/10 101
FI (26):
C07D211/26 ,  A61K 31/00 ,  A61K 31/00 609 J ,  A61K 31/00 625 ,  A61K 31/00 643 D ,  A61K 31/445 ,  A61K 31/445 605 ,  A61K 31/445 606 ,  A61K 31/445 614 ,  A61K 31/445 615 ,  A61K 31/535 606 ,  A61K 31/55 ,  C07D211/32 ,  C07D211/56 ,  C07D211/58 ,  C07D211/60 ,  C07D211/62 ,  C07D211/66 ,  C07D401/06 223 ,  C07D401/14 209 ,  C07D401/14 211 ,  C07D405/14 211 ,  C07D409/14 211 ,  C07D413/14 211 ,  C07D417/14 211 ,  C07D471/10 101
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Cited by examiner (4)
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