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J-GLOBAL ID:200903083569421061

熱重合性組成物及びその用途

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 大家 邦久 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998112280
Publication number (International publication number):1999147989
Application date: Apr. 22, 1998
Publication date: Jun. 02, 1999
Summary:
【要約】【課題】 高イオン伝導性で安定性の良好な高分子固体電解質、そのような固体電解質を得るための重合性組成物、高容量、高電流で作動可能であり、高寿命で信頼性に優れ安価に製造できる一次電池及び二次電池、並びに出力電圧が高く、取り出し電流が大きく、加工性が良好で高寿命で信頼性に優れ安価に製造できる電気二重層コンデンサの提供。【解決手段】 オキシアルキレン、フルオロカーボン、オキシフルオロカーボン及び/またはカーボネート基からなる部分を分子中に有する(メタ)アクリレートを含む熱重合性化合物、少なくとも一種の電解質、及びベンゼン環を有しない有機過酸化物である重合開始剤とを組み合わせてなる熱重合性組成物、及び、これを熱硬化させて得られる固体電解質、並びに前記固体電解質を用いた一次電池、二次電池及び電気二重層コンデンサ。
Claim (excerpt):
重合することにより架橋及び/または側鎖形構造を有する高分子となる重合性官能基を有する少なくとも一種の熱重合性化合物、少なくとも一種の電解質、及び少なくとも一種の重合開始剤を含む熱重合性組成物において、熱重合性化合物が以下の一般式(1)及び/または一般式(2)【化1】[式中、R1及びR3は水素またはアルキル基を表わし、R2及びR5はオキシアルキレン、フルオロカーボン、オキシフルオロカーボン及び/またはカーボネート基を含む2価の基、R4は炭素数10以下の2価の基を表わす。R2、R4及びR5はヘテロ原子を含んでいてもよく、直鎖状、分岐状または環状のいずれの構造を有するものでもよい。xは0または1〜10の整数を示す。但し、同一分子中に複数個の上記一般式(1)または(2)で表される重合性官能基が含まれる場合、それぞれの重合性官能基中のR1、R2、R3、R4、R5及びxは、同一でもよいし異なってもよい。]で表される重合性官能基を有する化合物を含んでおり、重合開始剤が以下の一般式(3)【化2】[式中、Xは置換基を有してもよいアルキル基またはアルコキシ基を表わし、Yは置換基を有してもよいアルキル基を表わす。X及びYは、直鎖状、分岐状または環状のいずれの構造を有するものでもよい。m、nはそれぞれ0または1であるが、(m,n)=(0,1)の組み合わせは除く。]で表される有機過酸化物であることを特徴とする熱重合性組成物。
IPC (18):
C08L 33/14 ,  C08K 3/16 ,  C08K 3/24 ,  C08K 3/32 ,  C08K 3/38 ,  C08K 5/19 ,  C08K 5/43 ,  C08K 5/50 ,  C08L 33/24 ,  H01B 1/12 ,  H01G 9/025 ,  H01M 6/18 ,  H01M 10/40 ,  C08F 4/34 ,  C08F 20/22 ,  C08F 20/26 ,  C08F 20/34 ,  C08F 20/52
FI (18):
C08L 33/14 ,  C08K 3/16 ,  C08K 3/24 ,  C08K 3/32 ,  C08K 3/38 ,  C08K 5/19 ,  C08K 5/43 ,  C08K 5/50 ,  C08L 33/24 ,  H01B 1/12 Z ,  H01M 6/18 E ,  H01M 10/40 B ,  C08F 4/34 ,  C08F 20/22 ,  C08F 20/26 ,  C08F 20/34 ,  C08F 20/52 ,  H01G 9/00 301 G
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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