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J-GLOBAL ID:200903083586387195

歯科用重合性組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004191380
Publication number (International publication number):2006008635
Application date: Jun. 29, 2004
Publication date: Jan. 12, 2006
Summary:
【課題】 酸素、水分のいずれによっても重合阻害を受けることなく、よって口腔内で硬化させても良好な硬化体が得られ、表面未重合層の除去操作の不要な、操作性、審美性に優れた、歯科用コンポジットレジンとして好適な組成物を提供する。【解決手段】 1分子平均a個のオキセタン官能基を有するオキセタン化合物をAモルと、1分子平均b個のエポキシ官能基を有するエポキシ化合物をBモルとを含み、かつ、(a×A):(b×B)が90:10〜45:55の範囲となるように配合された混合物を重合性の成分として用いたカチオン硬化性組成物とする。カチオン重合により硬化するため、ラジカル重合のような酸素による重合阻害がなく、さらに、上記特定の割合で2種のカチオン重合性化合物を用いることにより、水分による重合阻害の問題も生じなくなるため、口腔内のような高湿度条件下でも良好な硬化性を得ることができる。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
(I)カチオン重合開始剤と(II)カチオン重合性単量体とを含む歯科用カチオン硬化性組成物であって、該(II)カチオン重合性単量体が、分子内に少なくとも一つのオキセタン官能基を有するオキセタン化合物と、分子内に少なくとも一つのエポキシ官能基を有するエポキシ化合物とを含む混合物からなり、かつ、該混合物中のオキセタン化合物の量をAモル、エポキシ化合物の量をBモル、該オキセタン化合物が有する一分子平均のオキセタン官能基の数をa個、エポキシ化合物が有する一分子平均のエポキシ官能基の数をb個としたときに、(a×A):(b×B)が90:10〜45:55の範囲にある混合物であることを特徴とする歯科用カチオン硬化性組成物。
IPC (3):
A61K 6/087 ,  C08G 59/18 ,  C08G 65/18
FI (3):
A61K6/087 ,  C08G59/18 ,  C08G65/18
F-Term (24):
4C089AA06 ,  4C089AA10 ,  4C089BC01 ,  4C089BC06 ,  4C089BC20 ,  4C089BD20 ,  4C089CA02 ,  4C089CA08 ,  4C089CA09 ,  4J005AA04 ,  4J005AA07 ,  4J036AG04 ,  4J036AJ01 ,  4J036AJ02 ,  4J036AJ09 ,  4J036AJ15 ,  4J036AJ21 ,  4J036AJ24 ,  4J036GA01 ,  4J036GA03 ,  4J036GA19 ,  4J036GA22 ,  4J036GA24 ,  4J036JA15
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
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