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J-GLOBAL ID:200903083957050970

多光子レーザ顕微鏡法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青山 葆 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997512766
Publication number (International publication number):1998512959
Application date: Sep. 18, 1996
Publication date: Dec. 08, 1998
Summary:
【要約】レーザ走査顕微鏡(10)は、3つ又はそれ以上の光子の同時吸収により、目的物(14)における分子励起を生じさせ、それによって、内在的な3次元分解能をもたらす。短い(紫外線の又は可視の)波長領域における単一光子の吸収を有する蛍光体は、比較的長い(赤色の又は赤外線の)波長領域のレーザ光による、強く結像されたサブピコ秒のパルスのビーム(16)により励起させられる。蛍光体は、生きた細胞及び他の極微的な対象物の蛍光画像を作成するために、レーザ波長の約3分の1,4分の1、若しくはそれより小さい分数でさえも吸収する。蛍光体からの蛍光放射は、励起強度とともに、3次的に、4次的に、若しくは、それより大きな冪乗の法則で増大し、その結果、レーザ光を結像させることにより、光漂白のみならず、蛍光が、焦点面の近傍に限定される。この特徴は、共焦点レーザ走査顕微鏡によりもたらされるものに匹敵する視野分解能の深度を与え、また、その上、光漂白及び光の有毒性を減少させる。
Claim (excerpt):
特性エネルギーの光子により励起可能な分子を含む目的物の3つ又はそれ以上の光子の励起技術による顕微鏡検査法であって、 nが上記目的物により吸収されるべき光子の数に等しく、3より大きい若しくはそれに等しい場合に、上記目的物に、上記特性エネルギーの約1/nのエネルギーの光子を有するレーザ光の強いサブピコ秒のパルスのビームを照射し、 少なくとも3つの入射光子の同時吸収により分子励起を生じさせるべく、十分に高い照射強度をもたらすように、上記目的物の範囲内に照射光を結像させるステップを有する方法。
IPC (2):
G01N 21/64 ,  G01N 21/27
FI (2):
G01N 21/64 E ,  G01N 21/27 E
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特表平5-503149
  • 分光顕微鏡
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平4-200573   Applicant:株式会社ミューチュアル
  • 多波長光光学顕微鏡
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平6-329165   Applicant:新技術事業団, 池滝慶記

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