Pat
J-GLOBAL ID:200903086258560555
部位特異的にリン酸化した蛋白質の合成方法、当該方法に用いるホスホセリルtRNA及び、当該方法を実施するための試薬キット
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
特許業務法人原謙三国際特許事務所
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2006240828
Publication number (International publication number):2008061538
Application date: Sep. 05, 2006
Publication date: Mar. 21, 2008
Summary:
【課題】高効率かつ簡便な、リン酸化蛋白質の合成方法を提供する。【解決手段】本発明のリン酸化蛋白質合成方法は、Sep-tRNAの合成能を有する古細菌由来システインtRNAにおいて、当該システインtRNAのアンチコドンが、AGCA、CGCA、GGCA、UGCA、GCAG、GCAU、GCAC及びGCAAから選択されるいずれか一つの塩基配列からなる4塩基アンチコドンに置換された改変tRNAを合成する工程と、SepRSを用いて、上記改変tRNAにSepをアミノアシル結合させる工程と、目的の蛋白質をコードするDNAにおいて、当該DNAのSepを導入する部位に上記改変tRNAの有する4塩基アンチコドンに対応するコドンの塩基配列を導入する工程と、上記改変DNA由来のmRNAを得る工程と、Sep-tRNAおよびmRNAを含む翻訳系を用いて蛋白質を合成する工程とを含む。【選択図】図1
Claim (excerpt):
目的の部位にホスホセリンが導入された蛋白質の合成方法であって、
ホスホセリルtRNAの合成能を有する古細菌由来のシステインtRNAにおいて、当該システインtRNAのアンチコドンが、AGCA、CGCA、GGCA、UGCA、GCAG、GCAU、GCAC及びGCAAから選択されるいずれか一つの塩基配列からなる4塩基アンチコドンに置換された改変tRNAを合成する工程と、
ホスホセリルtRNA合成酵素を用いて、上記改変tRNAにホスホセリンをアミノアシル結合させ、ホスホセリルtRNAを得る工程と、
目的の蛋白質をコードするDNAにおいて、当該DNAのホスホセリンを導入する部位に上記改変tRNAの有する4塩基アンチコドンに対応するコドンの塩基配列が挿入された改変DNA、又は、ホスホセリンと置換する部位のアミノ酸に該当するコドンの塩基配列が上記改変tRNAの有する4塩基アンチコドンに対応するコドンの塩基配列と置換された改変DNAを得る工程と、
上記改変DNA由来のmRNAを得る工程と、
上記ホスホセリルtRNAおよび上記mRNAを含む翻訳系を用いて蛋白質を合成する工程とを含むことを特徴とするリン酸化蛋白質合成方法。
IPC (2):
FI (2):
C12N15/00 A
, C12P21/02 C
F-Term (19):
4B024AA01
, 4B024AA20
, 4B024BA80
, 4B024CA01
, 4B024CA05
, 4B024CA09
, 4B024CA11
, 4B024CA20
, 4B024DA02
, 4B024DA06
, 4B024EA04
, 4B024GA11
, 4B024HA01
, 4B064AG01
, 4B064CA02
, 4B064CA10
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA01
Patent cited by the Patent:
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