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J-GLOBAL ID:200903088273249109

レーダ信号処理器

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宮田 金雄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998366203
Publication number (International publication number):2000187074
Application date: Dec. 24, 1998
Publication date: Jul. 04, 2000
Summary:
【要約】【課題】 目標物の形状を画像化することができる逆合成開口レーダにおいて、従来のレーダ信号処理器では、目標物の回転運動が非常に遅い場合、目標物からの受信信号のドップラ周波数が非常に小さく、合成開口時間を十分長くとらないと、目標の形状が認識できるほどのクロスレンジ分解能が得られないという課題があった。【解決手段】 ドップラ追尾処理器13で検出された目標物のドップラヒストリからドップラ周波数の広がりを求めるためにドップラ周波数算出器20を取り付け、そのドップラ周波数に基づき最適な合成開口時間を求めるために合成開口時間算出器21を取り付けたものである。
Claim (excerpt):
目標物の運動によって生じるドップラ周波数を利用して、その目標物の形状を画像化する逆合成開口レーダにおいて、送信機で周波数変調を施した送信信号(チャープ信号)を用いて、受信機から出力されるビデオ信号をパルス圧縮処理するレンジ圧縮器と、上記レンジ圧縮後のビデオ信号をレンジ方向×パルスヒット方向に二次元のメモリに格納し、目標運動に応じた最適な合成開口時間に基づきビデオ信号を切り出す二次元メモリと、レンジ方向の速度(ラジアル速度)を推定するために目標物の反射電力の最大点をパルスヒット毎に検出すると共に、その最大点の距離を算出する距離算出器と、上記最大点の距離をスムージング処理することにより目標物の速度データを推定するRMG用速度算出器と、目標物の運動に伴う距離変化を除去するためのレンジマイグレーション補正量を上記速度データから各パルス毎に算出すると共に、上記二次元メモリから出力されるビデオ信号をこのレンジマイグレーション補正量に基づき補正するレンジマイグレーション補正処理器と、レンジマイグレーション補正処理後のビデオ信号から距離算出器で検出した反射電力の最大点のビデオ信号を切り出すと共に、時間をずらしながらフーリエ変換する区分FFT算出器と、上記区分FFT算出器から出力されるスペクトル信号から最大振幅値となる基準点を検出し、ドップラヒストリを算出するドップラヒストリ検出器と、上記ドップラヒストリをスムージング処理することにより目標物の速度情報を推定する位相補償用速度算出器と、目標物の運動により生じるドップラ周波数のオフセット成分及び一次成分を除去するために、上記位相補償用速度算出器から出力される速度データから位相補償量を算出し、レンジマイグレーション補正後のビデオ信号を補償する位相補償処理器と、上記位相補償処理器から出力されるビデオ信号をパルスヒット方向にFFTすることにより周波数分析し、目標物をクロスレンジ方向に圧縮するクロスレンジ圧縮器と、上記ドップラヒストリよりドップラ周波数の平均値を算出し、各々の時刻のドップラ周波数との差を求め、それらの最大値を算出するドップラ周波数算出器と、上記ドップラ周波数差の最大値より最適な合成開口時間を算出する合成開口時間算出器を備えたことを特徴とするレーダ信号処理器。
IPC (2):
G01S 13/90 ,  G01S 13/524
FI (2):
G01S 13/90 ,  G01S 13/524
F-Term (18):
5J070AB08 ,  5J070AC02 ,  5J070AC06 ,  5J070AE02 ,  5J070AF06 ,  5J070AH19 ,  5J070AH25 ,  5J070AH35 ,  5J070AH50 ,  5J070AJ13 ,  5J070AK04 ,  5J070AK22 ,  5J070AK39 ,  5J070AK40 ,  5J070BA01 ,  5J070BB05 ,  5J070BB20 ,  5J070BE02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (8)
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