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J-GLOBAL ID:200903092833781844

リグノセルロース系バイオマスの利用方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002005514
Publication number (International publication number):2003213584
Application date: Jan. 15, 2002
Publication date: Jul. 30, 2003
Summary:
【要約】【課題】 木材等のリグノセルロース系バイオマスから、メタンを主成分として一酸化炭素及びタール分を含まない可燃性ガスを、高価な耐熱性材料を必要とするような高温状態を経ることなく得ることができ、しかも、リグノセルロース系バイオマスが含有する水分を蒸発させることによるエネルギー損失が伴わないリグノセルロース系バイオマスの利用方法を提供する。【解決手段】 リグノセルロース系バイオマスを水酸化ナトリウムを主要有効成分とする蒸解薬液に浸漬させることによりセルロース系繊維を離解させて蒸解物混合液を得、該蒸解物混合液をセルロース系繊維懸濁液と蒸解廃液に分離し、該セルロース系繊維懸濁液、又は該セルロース系繊維を加水分解して得た単糖類溶液、又は該単糖類を酸生成分解して得た有機酸溶液を嫌気性微生物によって処理し、メタンを主成分とする可燃性ガスを発生せしめる。
Claim (excerpt):
リグノセルロース系バイオマスを水酸化ナトリウムを主要有効成分とする蒸解薬液に浸漬させることによりセルロース系繊維を離解させて蒸解物混合液を得る蒸解工程、該蒸解物混合液に水、水溶液又は水を媒体とする懸濁液を加えた上でセルロース系繊維懸濁液と蒸解廃液に分離する洗浄工程、該セルロース系繊維懸濁液、又は該セルロース系繊維懸濁液中のセルロース系繊維を加水分解して得た単糖類溶液、又は該単糖類溶液中の単糖類を酸生成分解して得た有機酸溶液を嫌気性微生物によって処理し、メタンを主成分とする可燃性ガスを発生せしめるメタン発酵工程からなるリグノセルロース系バイオマスの利用方法。
IPC (3):
D21C 11/04 ,  C10L 3/06 ,  C12S 3/00
FI (3):
D21C 11/04 Z ,  C12S 3/00 ,  C10L 3/00 A
F-Term (4):
4L055AB04 ,  4L055BC16 ,  4L055BC17 ,  4L055FA30
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (7)
  • 特開昭55-127999
  • 木質系廃棄物の生物学的処理方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-195328   Applicant:株式会社荏原総合研究所, 株式会社荏原製作所
  • メタン発酵装置及びメタン発酵方法
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平10-277141   Applicant:大阪瓦斯株式会社
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