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J-GLOBAL ID:200903094008857334

光共振型有機エレクトロルミネッセンス素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉田 研二 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999017978
Publication number (International publication number):1999288786
Application date: Jan. 27, 1999
Publication date: Oct. 19, 1999
Summary:
【要約】【課題】 有機EL素子の信頼性の向上。【解決手段】 ガラス基板10上に多層膜ミラー30、透明電極12、有機層を成す正孔輸送層14及び発光層16、金属電極ミラー20を備え、多層膜ミラー30と金属電極ミラー20とで構成される微小光共振器により発光光の内の特定波長を増強する。微小光共振器の光学長Lを共振波長の2倍に設定し、有機層の厚さを100nm以上、透明電極の厚さを50nm以上又は該透明電極のシート抵抗が30Ω/□以下となるように設定する。これにより、大電流を流した場合の透明電極の発熱が防止され、素子特性の劣化が確実に防止できる。また、発光層を含む有機層の厚さが十分厚くなるのでこの点でも素子の信頼性向上が図れる。
Claim (excerpt):
陽極としての透明電極と、陰極電極としての金属電極ミラーとの間に、発光層を含む有機層を備え、基板と前記透明電極との間に、屈折率の異なる複数種類の層が交互に積層されて構成された多層膜ミラーを備え、2つの前記電極から前記発光層に正孔と電子を注入して前記発光層を発光させ、前記多層膜ミラーと前記金属電極ミラーとで構成される微小光共振器により発光光の内の特定波長を増強する有機エレクトロルミネッセンス素子であり、前記微小光共振器の光学長が増強目的波長の2倍で、前記有機層の厚さを100nm以上、前記透明電極の厚さを50nm以上又は該透明電極のシート抵抗が30Ω/□以下となるように設定することを特徴とする光共振型有機エレクトロルミネッセンス素子。
IPC (2):
H05B 33/24 ,  H05B 33/14
FI (2):
H05B 33/24 ,  H05B 33/14 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)

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