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J-GLOBAL ID:200903096668881788

光学素子の内部全反射面に高反射コーティングを施したレーザ装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 福田 賢三 ,  福田 伸一 ,  福田 武通
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2005193637
Publication number (International publication number):2007012981
Application date: Jul. 01, 2005
Publication date: Jan. 18, 2007
Summary:
【課題】 従来の光学プリズムでは、内部反射に全反射を利用していたため、入射光の偏光状態が変化する欠点があった。【解決手段】 レーザ装置に、光学ガラスや光学結晶や固体レーザ媒質を材料とするプリズム(光学素子)において、全反射や内部高反射を利用する反射面に高反射誘電体多層膜を蒸着した素子を用いる。これにより、上記の素子の内部反射は誘電体膜の反射になり、この反射でのP波とS彼の間に位相差は付かなくなり、入射光の偏光状態は保存される。誘電体多層反射膜には挟帯域高反射膜でも、広帯域高反射膜であってもよい。反射膜を通過したわずかな光は空気との界面で通常の全反射を受けるが、反射膜の反射率が高ければ、プリズムの反射率は完全反射のままで、P波とS波の位相差はほとんど発生しない。【選択図】 図15
Claim (excerpt):
レーザ共振器と、レーザ媒体と、レーザ媒体を励起する励起光源とを含むレーザ装置であって、 少なくとも1つの全反射面よる反射を用いてレーザ共振器の光路を形成したレーザ装置の前記の全反射面を、 前記の全反射面に誘電体多層反射膜を設けて、上記全反射面での誘電体多層反射膜による反射光割合を全反射による反射光割合よりも大きくし、上記の全反射面での反射の偏光状態変化を抑制した全反射面で置き換えた光路に等価な光路を有することを特徴とする光学素子の内部全反射面に高反射コーティングを施したレーザ装置。
IPC (2):
H01S 3/083 ,  H01S 3/10
FI (2):
H01S3/083 ,  H01S3/10 Z
F-Term (7):
5F172BB33 ,  5F172CC04 ,  5F172EE14 ,  5F172NN01 ,  5F172NN06 ,  5F172NN28 ,  5F172ZZ11
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • レーザ発振器
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2001-400096   Applicant:独立行政法人通信総合研究所
  • 米国特許6,816,533B2号明細書
Cited by examiner (11)
  • 特開平3-293787
  • レーザ共振器
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2000-086605   Applicant:三菱電機株式会社
  • 狭帯域レーザ装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平5-149706   Applicant:株式会社小松製作所
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