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J-GLOBAL ID:201003053167400461
植物系繊維材料の糖化方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (3):
岸本 達人
, 星野 哲郎
, 山下 昭彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2009053796
Publication number (International publication number):2010207102
Application date: Mar. 06, 2009
Publication date: Sep. 24, 2010
Summary:
【課題】木材片等の天然の植物系繊維材料であっても、短時間で糖化することが可能であり、且つ、糖化率向上が可能な植物系繊維材料の糖化の前処理方法及び糖化方法を提供する。【解決手段】植物系繊維材料を加水分解し単糖を生成する植物系繊維材料の糖化において、前記植物系繊維材料に含まれるセルロースを糖化する糖化工程の前に、クラスター酸と該クラスター酸が可溶な有機溶媒とを少なくとも含有するクラスター酸有機溶媒溶液中に、前記植物系繊維材料を浸漬する、浸漬工程と、前記浸漬工程後、前記有機溶媒を蒸留除去し、前記クラスター酸と前処理済み植物系繊維材料とを少なくとも含有する前処理済み混合物を得る、蒸留工程と、を行うことを特徴とする、植物系繊維材料の糖化の前処理方法、並びに、前処理方法によって得られた前記前処理済み混合物を、前記植物系繊維材料に含まれるセルロースを糖化する糖化工程に投入し、該前処理済み混合物中の前処理済み植物系繊維材料を、該前処理済み混合物中のクラスター酸によって糖化することを特徴とする、植物系繊維材料の糖化方法。【選択図】なし
Claim (excerpt):
植物系繊維材料を加水分解し単糖を生成する植物系繊維材料の糖化において、
前記植物系繊維材料に含まれるセルロースを糖化する糖化工程の前に、
クラスター酸と該クラスター酸が可溶な有機溶媒とを少なくとも含有するクラスター酸有機溶媒溶液中に、前記植物系繊維材料を浸漬することで前処理する、浸漬工程と、
前記浸漬工程後、前記有機溶媒を蒸留除去し、前記クラスター酸と前処理済み植物系繊維材料とを少なくとも含有する前処理済み混合物を得る、蒸留工程と、
を行うことを特徴とする、植物系繊維材料の糖化の前処理方法。
IPC (1):
FI (1):
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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植物系繊維材料の分解方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2007-115407
Applicant:トヨタ自動車株式会社
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リグノセルロースの前処理方法及びエタノール製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願2005-348982
Applicant:月島機械株式会社
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グルコース及びセロオリゴ糖の製造方法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平11-278067
Applicant:明治製菓株式会社
Article cited by the Patent: