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J-GLOBAL ID:201003069972104341

幹細胞の褐色脂肪細胞への分化誘導方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008311392
Publication number (International publication number):2010130968
Application date: Dec. 05, 2008
Publication date: Jun. 17, 2010
Summary:
【課題】 本発明は、肥満やメタボリックシンドロームの予防改善に有用な、医薬品、医薬部外品、食品及び化粧品、美容及び医療技術に使用できる、幹細胞から分化誘導した褐色脂肪細胞及びその分化誘導剤を提供することを目的とする。【解決手段】 骨髄、血液、皮膚および脂肪組織などの組織から分離した幹細胞や胚性の幹細胞などを用いて、その分化誘導過程において、PPARα、PPARγ、PPARδ、RXR、RAR、TRのリガンドを培養液中に添加することにより、幹細胞から褐色脂肪細胞へ効率的に分化誘導する技術を見出した。また、本発明で得られた褐色脂肪細胞や分化誘導に用いた分化誘導剤は、優れたメタボリックシンドローム及び肥満の改善効果を発揮した。以上より、本発明は、メタボリックシンドローム及び肥満の改善効果を目的とした医薬品、医薬部外品、食品、及び化粧品、並びに美容、医療技術において大きく貢献できるものである。【選択図】 なし
Claim (excerpt):
ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)、PPARγ、PPARδ、レチノイドX受容体(RXR)、レチノイン酸受容体(RAR)、甲状腺ホルモン受容体(TR)のリガンドから1種又は2種以上選択されるリガンドの存在下で幹細胞を分化誘導培養することを特徴とする褐色脂肪細胞。
IPC (5):
C12N 5/07 ,  A61K 35/12 ,  A61P 3/06 ,  A61P 3/04 ,  A61P 43/00
FI (5):
C12N5/00 E ,  A61K35/12 ,  A61P3/06 ,  A61P3/04 ,  A61P43/00 105
F-Term (16):
4B024AA11 ,  4B024CA09 ,  4B024HA12 ,  4B065AA91X ,  4B065AC20 ,  4B065BB04 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB63 ,  4C087CA04 ,  4C087NA14 ,  4C087ZA70 ,  4C087ZB21 ,  4C087ZC33
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3) Cited by examiner (3)
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • BMB2007講演要旨集, 20071125, p. 684, 3P-1058
  • BMB2008講演要旨集, 20081120, p. 627, 3P-0871
  • 第124回日本医学会シンポジウム, 2003, p. 62-70

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