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J-GLOBAL ID:201003076360437500

周期構造を有するマイクロプレート、並びに、それを用いた表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡、蛍光マイクロプレートリーダーおよび特異的な抗原抗体反応の検出方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008268112
Publication number (International publication number):2010096645
Application date: Oct. 17, 2008
Publication date: Apr. 30, 2010
Summary:
【課題】既存の蛍光顕微鏡や蛍光マイクロプレートリーダーを利用することで、単純な光学系で操作が簡便な、高感度蛍光検出を実現できる低価格の表面プラズモン励起増強蛍光顕微鏡および蛍光マイクロプレートリーダーを提供すること。【解決手段】観測対象の試料(A)を搭載するマイクロプレート(4)を有する蛍光顕微鏡(1)または蛍光マイクロプレートリーダーであって、マイクロプレート(4)が、表面に周期構造を有するベース基板と、ベース基板の周期構造の上に形成された金属層と、金属層の上に形成された消光抑制層とを備え、金属層が、表面プラズモンを発生し得る金属で形成され、マイクロプレート(4)に、ベース基板側から光(Li)を入射させて消光抑制層側に表面プラズモン共鳴光(Lp)を発生させ、それを消光抑制層表面に吸着および結合した蛍光分子の励起場とし、増強蛍光を観察することのできるプレートである。【選択図】図2
Claim (excerpt):
蛍光顕微鏡または蛍光マイクロプレートリーダーにおいて使用され、観測対象の試料を搭載するためのマイクロプレートであって、 表面に周期構造を有するベース基板と、 前記周期構造の上に形成された金属層と、 前記金属層の上に形成された消光抑制層とを備え、 前記金属層が、表面プラズモン共鳴光を発生し得る金属で形成され、 前記ベース基板側から光が入射されて、表面プラズモン共鳴光によって増強された電場を発生させ、 発生した前記電場を蛍光分子の励起場として増強蛍光が検出されることを特徴とするマイクロプレート。
IPC (1):
G01N 21/64
FI (3):
G01N21/64 E ,  G01N21/64 G ,  G01N21/64 F
F-Term (12):
2G043BA16 ,  2G043DA06 ,  2G043EA01 ,  2G043FA01 ,  2G043FA02 ,  2G043GA03 ,  2G043GA07 ,  2G043GB02 ,  2G043GB03 ,  2G043GB16 ,  2G043HA07 ,  2G043JA02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (7)
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Cited by examiner (12)
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Article cited by the Patent:
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