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J-GLOBAL ID:201003094839722339

超電導テープ線材及びその製造方法並びに超電導コイル

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2008284774
Publication number (International publication number):2010113919
Application date: Nov. 05, 2008
Publication date: May. 20, 2010
Summary:
【課題】超電導コイルが低温状態で作動される場合に、フープ応力によって超電導テープ線材の超電導層に過大な引張の歪が付与されるのをなくして、超電導コイルの臨界電流値を適正に保持することができる超電導コイルを提供する。【解決手段】常温状態で、超電導テープ線材の超電導層に圧縮の予歪が付与され、超電導コイルが作動される低温状態で、前記超電導テープ線材にフープ応力が作用して、前記超電導層の圧縮の予歪みが緩和されて、超電導コイルに流れる臨界電流値がその最大値の80%以上になるように、緩和された超電導層の歪の許容範囲を設定し、該許容範囲内に緩和された超電導層の歪が収まるように、常温状態における超電導コイルの前記圧縮の予歪を設定する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
テープ状の基板の表面に超電導層を形成するとともに、該超電導層の表面にテープ状の安定化層を形成した超電導テープ線材において、 前記基板の表面に超電導層を形成した超電導テープ線材本体の前記超電導層の表面に対し、単体の前記安定化層に、その長手方向に張力を付与した状態で、該安定化層を接合材により接合し、その後、前記安定化層に付与した張力を解除することにより、該安定化層が収縮されて、前記超電導層に圧縮の予歪が付与され、該予歪は前記超電導テープ線材を用いた超電導コイルの作動時に臨界電流値が最大値の80%以上となるように設定されていることを特徴とする超電導テープ線材。
IPC (2):
H01B 12/06 ,  H01F 6/06
FI (2):
H01B12/06 ,  H01F5/08 B
F-Term (6):
5G321AA04 ,  5G321BA03 ,  5G321CA18 ,  5G321CA24 ,  5G321CA27 ,  5G321CA41
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特開平3-138817号公報
Cited by examiner (11)
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