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J-GLOBAL ID:201203034266381665

アンモニアからの水素の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (4): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  松村 直都
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2010210732
Publication number (International publication number):2012066945
Application date: Sep. 21, 2010
Publication date: Apr. 05, 2012
Summary:
【課題】 アンモニア燃焼エンジンに助燃剤として供給する水素をアンモニアから生成させる方法で、アンモニア分解装置における分解触媒の充填量を低減する。水素の製造効率を維持し、水素の製造コストを低減し、ひいてはアンモニア燃焼エンジンの稼動を非常に効率よくスムーズに、低コストで実現することができる、アンモニアからの水素の製造方法を提供する【解決手段】 助燃剤としての水素を生成するアンモニア分解装置と、アンモニア分解反応に必要な熱を供給するために、酸化触媒の作用により導入アンモニアの一部を酸素と反応させて燃焼させるアンモニア酸化装置とを具備し、アンモニア酸化触媒層の入口温度に応じて、酸化装置に導入するアンモニア量および空気量を制御し、アンモニア分解装置におけるアンモニア分解率を常時、40〜60%に設定する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
アンモニアを燃料とするアンモニア燃焼エンジンに助燃剤として供給する水素をアンモニアから生成させる、アンモニアからの水素の製造方法であって、アンモニア分解触媒の作用によりアンモニアを分解して、助燃剤としての水素と窒素を生成するアンモニア分解装置と、アンモニア分解装置に分解反応に必要な熱を供給するために、アンモニア酸化触媒の作用により導入アンモニアの一部を酸素と反応させて燃焼させ、熱を発生させるアンモニア酸化装置とを具備し、アンモニア酸化装置に導入するアンモニアおよび空気を、アンモニア燃焼エンジンから排出される燃焼排ガスとの熱交換により200°C以上に予熱しておき、アンモニア酸化装置においてアンモニア酸化触媒の作用により導入アンモニアの一部を酸素と反応させて燃焼させ、これによって400°C以上の温度に昇温しかつ未燃焼アンモニアを含む部分燃焼排ガスを、上記アンモニア分解装置に導入し、アンモニア分解装置においてアンモニア分解触媒の作用により未燃焼アンモニアを分解して、助燃剤としての水素および窒素を生成するにあたり、上記アンモニア酸化触媒層の入口温度に応じて、アンモニア酸化装置に導入するアンモニア量および空気量を制御することにより、アンモニア分解装置におけるアンモニア分解率を常時、40〜60%に設定することを特徴とする、アンモニアを燃料とするアンモニア燃焼エンジンに助燃剤として供給する水素をアンモニアから生成させる、アンモニアからの水素の製造方法。
IPC (1):
C01B 3/04
FI (1):
C01B3/04 B
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 水素生成装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2009-025153   Applicant:トヨタ自動車株式会社
  • 水素生成装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2009-022876   Applicant:トヨタ自動車株式会社
  • アンモニア燃焼エンジン
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願平3-153229   Applicant:是松孝治

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