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J-GLOBAL ID:201303020165932730
容器壁状態の管理方法、装置、及びコンピュータプログラム
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
國分 孝悦
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2008037965
Publication number (International publication number):2009198225
Patent number:5042878
Application date: Feb. 19, 2008
Publication date: Sep. 03, 2009
Claim (excerpt):
【請求項1】 内壁表面と外壁表面とで温度差を有すると共に、時間経過に伴って温度が変化する熱履歴情報、及び前記熱履歴情報が得られた際の厚み情報が既知である容器における各領域の将来温度を推定して容器壁状態を管理する容器壁状態の管理方法であって、
前記容器の外壁表面に設定した解析エリアをN個に分割した各領域iの時間tにおける温度ui(t)をサーモグラフィによって経時的に計測する手順と、
前記各領域iの温度ui(t)と前記解析エリアの平均温度ua(t)との差であるサーマルコントラストd(t)を算出するサーマルコントラスト算出手順と、
着目する領域i=cでのサーマルコントラストのピーク時間を、所定の時間t1〜tmにおける計測から全体の温度変化を推定して求めるピーク時間取得手順と、
前記ピーク時間取得手順で求められる前記着目する領域i=cでのサーマルコントラストのピーク時間に基づいて、前記解析エリアにおけるサーマルコントラストのピーク時間分布を求めるピーク時間分布取得手順とを有し、
前記ピーク時間取得手順が、
前記計測する領域iにおける容器の厚みを増減させて、複数の厚みに対する熱履歴を熱履歴計算手段により計算する熱履歴計算ステップと、
前記熱履歴から、前記既知である被測定物の厚み、及びその厚みに前後する値に設定した厚みに対して、それぞれ、時間tにおける前記各領域iの温度Ti(t)と前記解析エリアの平均温度T0(t)との差であるサーマルコントラストφi(t)を、「φi(t)=Ti(t)-T0(t) 1≦i≦N」から計算するサーマルコントラスト計算ステップと、
着目する領域i=cについて、前記サーマルコントラスト計算ステップにおいて計算した複数のサーマルコントラストφi(t)を基底関数にして予測式「γ(t)」を、以下に示すように構成する予測式構成ステップと、
(但し、Nは基底関数φi(t)の個数、iはそのインデックス、wiはN個の基底関数を使って予測式γ(t)を記述する際の基底関数φi(t)の重み係数、tは任意の時間を示す。)
着目する領域i=cについて、サーマルコントラスト実測値d(t)=uc(t)-ua(t)を求め、前記予測式構成ステップにおいて構成した予測式「γ(t)」における「係数wi」を、以下の式を用いて決定する係数決定ステップと、
(但し、φi(t1),φi(t1),φi(t1)(i=1,2,・・・、N)はt=t1,t2,・・・tmにおける基底関数、d(t1),d(t2),・・・,d(tm)は着目する領域i=cについてt=t1,t2,・・・tmにおけるサーマルコントラスト実測値、mはサーマルコントラストの実測値の個数を示す。)
前記係数決定ステップにおいて決定した「係数w1〜wN」を、前述した(2式)に代入して、T0(t)+γ(t)により計測している被測定物の将来予測曲線を決定する予測曲線決定ステップと、
を備えることを特徴とする容器壁状態の管理方法。
IPC (3):
G01J 5/48 ( 200 6.01)
, F27D 1/00 ( 200 6.01)
, F27D 21/00 ( 200 6.01)
FI (3):
G01J 5/48 A
, F27D 1/00 V
, F27D 21/00 Q
Patent cited by the Patent: