Pat
J-GLOBAL ID:201503009937669179
ヒストンメチル化酵素活性の測定方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (6):
廣田 雅紀
, 小澤 誠次
, 東海 裕作
, 大▲高▼ とし子
, ▲高▼津 一也
, 堀内 真
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2010202484
Publication number (International publication number):2011239775
Patent number:5794659
Application date: Sep. 09, 2010
Publication date: Dec. 01, 2011
Claim (excerpt):
【請求項1】次の(a)〜(e)の工程を含むことを特徴とする、試料中のヒストンメチル化酵素活性を測定する方法;
(a)以下の一般式(I)
(一般式(I)中、R1は水素原子又はアミノ末端の保護基を示し、Xは0又は1個以上のアミノ酸残基からなるペプチドを示し、Kはリシン残基を示し、R2はリシン残基のカルボニル末端にアミド結合した色素標識を示し、R2は、4-メチルクマリル-7-アミド基、2-アミノナフタレン-6-スルホン酸基、4-クロロメチルクマリル-7-アミド基、4-トリフルオロメチルクマリル-7-アミド基、2-アミノ-7-メチルプリン-6-チオール基、ローダミン110基、ローダミン110モノアミド基、p-ニトロアニリド基及びβ-アミノナフタレン基からなる群から選ばれるいずれかの基を示す。)で表される基質化合物又はその塩であって、
前記アミド結合がペプチダーゼによって切断されると、色素標識の蛍光特性又は発色特性が変化し、また、前記リシン残基のεアミノ基が前記ヒストンメチル化酵素によりメチル化されると、ペプチダーゼに対する感受性が低下する基質化合物又はその塩を準備する工程;
(b)前記一般式(I)で表される基質化合物又はその塩と試料とを、ヒストンメチル化酵素によるメチル化反応に必要な条件下で接触させる工程;
(c)工程(b)の後、前記基質化合物又はその塩にペプチダーゼを作用させる工程;
(d)工程(c)の後、前記色素標識の蛍光特性又は発色特性の変化の程度を測定することにより、前記基質化合物又はその塩を基質とするペプチダーゼの切断活性の低下の程度に基づき、基質化合物又はその塩のメチル化レベルの上昇の程度を算出する工程;及び、
(e)工程(d)におけるメチル化レベルの上昇の程度を、試料中のヒストンメチル化酵素活性の程度と評価する工程。
IPC (5):
C12Q 1/48 ( 200 6.01)
, C12Q 1/37 ( 200 6.01)
, C07K 5/10 ( 200 6.01)
, C07K 7/02 ( 200 6.01)
, C12M 1/34 ( 200 6.01)
FI (5):
C12Q 1/48 ZNA Z
, C12Q 1/37
, C07K 5/10
, C07K 7/02
, C12M 1/34 E
Patent cited by the Patent:
Return to Previous Page