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J-GLOBAL ID:201503016000010038

ブラインド信号分離方法およびその装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2014101793
Publication number (International publication number):2015210512
Application date: Apr. 24, 2014
Publication date: Nov. 24, 2015
Summary:
【課題】時間周波数領域において、最小2乗型同時対角化問題の解法と電力比の相関と多数決を利用したパーミュテーション問題の解法を用いて観測信号から未知信号源信号を推定するブラインド信号分離方法とその装置を提供する。【解決手段】窓関数を乗算した観測信号の短時間離散フーリエ変換後、観測信号の空間相関行列をエポック時刻毎に求め、制約条件付きフォワードモデル型最小2乗型同時対角化問題の対象にする。ラグランジェの未定乗数法と反復法を組み合わせた手順の収束後、累乗法を1回用いて混合行列を求め、混合行列のランクが落ちていた場合には特異値分解を用いて基底と特異値を補い、最小2乗型一般化逆行列を用いて混合行列から分離行列を推定し、バックワード型最小2乗型同時対角化問題を最小2乗法で解いて対角行列を求め、同一信号源から発生した信号の周波数ビン間の電力比相関性と多数決を組み合せてパーミュテーション問題を解決する。【選択図】図1
Claim (excerpt):
未知の畳み込み混合系により混在した互いに統計的に独立な未知信号源信号を、観測信号のみからブラインドで推定する方法であって、時間周波数領域においてエポック時刻毎に観測信号ベクトルから空間相関行列を求め、各エポック時刻において周波数ビンの中からフロベニウスノルムが最大となる空間相関行列を求め、そのノルムで全ての同エポック時刻の空間相関行列を正規化した後、正規化された空間相関行列から混合行列を推定するために、制約条件付きフォワードモデル型最小2乗型同時対角化問題をラグランジュの未定乗数法と反復法の組み合わせにより解法する手順と、手順の収束後、累乗法を1回用いて最小2乗型同時対角化問題の解となる混合行列を求め、混合行列のランクが落ちていた場合は、混合行列がフルランクになるように特異値分解を用いて基底を補い、次いで、ランク落ちした混合行列の特異値とその総和が変わらないように特異値を補い、最小2乗型一般化逆行列を用いて混合行列から分離行列を推定し、バックワード型最小2乗型同時対角化問題を最小2乗法で解いて対角行列を求め、同一信号源から発生した信号の周波数ビンの電力比に相関があることを利用してパーミュテーション問題を、多数決を利用して解法することによって信号分離精度の高い分離行列を求めることを特徴とするブラインド信号分離方法。
IPC (3):
G10L 21/030 ,  G10L 21/027 ,  G06F 17/16
FI (3):
G10L21/0308 Z ,  G10L21/0272 100Z ,  G06F17/16 Z
F-Term (1):
5B056BB31
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
Article cited by the Patent:
Cited by applicant (2)

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